どうもです。はじめまして。影裏くんからの紹介があった頃から、思えば遠くに来てしまった気がする(文章が)、かにねこです。

本日、私かにねこと代表者べんべけが無事、期日までに入稿することができました。

当初とりあえず、とサークル内で設定していた七月二十五日に落として雷が落ちたのは良い思い出です。そう云う事にします。

自己紹介とタイトルには書きましたが、自分の何を紹介していいのかわからないくらいには自分がわかってないです。とりあえず、気分屋なことと、アニメ好きは間違いありません。
あとは可愛い女の子より渋いおっさんの方が好きです。自分探し6級なのです。

なので紹介ではなく、所感について書くとしますかね。

べんべけくんが書いてくれたように、今回の企画は四月に僕の家でふと、昔のように設定出し合って話作りたいと僕が言いだしたことに、べんべけ、ふえ、影裏が乗ってくれたことでスタートしました。
当初執筆者はべんべけだけで、みんなが出し合った設定からべんべけが話を書くのを楽しむというのんびりとしたもので、それに触発され僕も書きはじめましたがやはりのんびりしたものでした。
恐らくこのままだったらどこかで、現実のみんなの忙しさを振り返ると6月末から7月あたりをきっかけに自然消滅してしまっていたかもしれません。

しかしそうはならなかった。緋星鼎の登場です。流星のごとく現れた彼はいいました。
「それいつ出すの? 出さないの? 出しゃ良いじゃん。出そうぜ、と」

こうして牛の歩みでのほほんとしていた我々は馬車馬の如き存在となりました。

結果≪締切≫を出せなければ馬刺し行の厳しい世界です。

だが困ったことがありました。
このかにねこ、特に書きたいことも完結の方針も無かったのです。

日々コンベアでプレス機まで運ばれるような思いの中、プレス機を止めるリモコンをばらばらに渡され、完成系がわからない。どうしようかと途方にくれましたが頭だけは回す日々でした。

しかし、解決法は実は手元にあったのです。別の作品を考えた時かきたいと思ったことをこっちで書けばいいのです。なぜ気が付かなかったか。
それまでの悩みはテレビ操作の可能なDVDプレーヤー用リモコンを手にTVのじゃないしダメじゃんとか突っ込んでるようなものでした。ダメなのは私の頭でした。

そこからはもう全力全力の日々です。全力なのに出てくる言葉はいまいち、直したいけどどう直せばいいかわからない。私は馬刺しになるべきなのでは、こんなものを晒していい物かと思ったこともありましたが

緋星くん。彼は名ジョッキーでありました。時にケツを叩き時にケアする。そんなことをされては中身がどうとか言えん、今の全力を表に出すしかないじゃないか、と

それに横にはともに走るべんべけくん。良い蹄鉄作ってくれるふえくん、餌くれる影裏くん
止まれるわけないじゃないか、と

まあなったわけです。

そして本日無事入稿が済み、私は馬刺しにならずにいます。なのでとりあえず、いつの日かまた、再び駆け出し、馬刺しになるまで戦うつもりでいます。

そんな気持ちになる数ヶ月でした。

あ、サークルの場所はぬ08bです。冷やかしでも何でも来てくれると嬉しいです。
来てくれたあなたは思う事でしょう。あ、メガネばっか