今週も無事に終わった。
店舗にたつ日数が減り、病院勤務の時間が増えた為、お客さんとは週末のみしか会えなくなってしまったせいで増税後だってのに依然と土日は忙しいままだ。

中には「平日来ても会えないから従業員に聞いて、来るの週末って言われたから待ってた」って方もいらしてありがたいような申し訳ないような。

だってどっか痛かったり辛かったりするからお店にくるんだろうに、3~4日待たされるってのは歯がゆいだろうな、と。

だから「責任者とか誰かしらいたでしょう?」って言ったら『あいつらじゃ話になんねぇよ、あんたほど物を知らないからよ』と返されてしまった。

確かにね、普通の薬屋風情では詳しい話や専門的な話はそこまで出来ないだろう。
診療所の傍らで薬屋に立つ僕と比べては可愛そうだ。
でも今やあの店舗での接客というのはイコール専門的な医学知識、
それも内科、循環器科、皮膚科、泌尿器科、心療内科、それらの知識が医者と同程度、あるいはそれ以上に要求されるハイクオリティなものが必要になる。

そらね、日本中探したって僕ぐらいですよ。
そのクオリティを宛にしてきて、普通の知識の従業員と話したって満足いかない、
=ただで診察してもらえる薬屋で満足のいく答えを貰える週末にくる
この図式のせいでこの二日間はとにかく接客が忙しかった。

でもね、診療所だけだと患者ばかりで息が詰まるし、
店舗だけだと食料品とか買いにくるのも相手にしなきゃなんないし、
どちらも「それだけ」ってのは僕もしんどいから。

日本中に1人くらいこういうエキスパートな両刀使いがいてもいいんじゃないかな?
なんて思った秋の1日でした。