先月入った男の子。
今月はシフト丸かぶりで一緒に帰る日も増えたせいか、今一番懐いてくれてる。お世辞でもなんでもない、羨望の眼差しを感じる。

例えば仕事を教えるのも一つ一つ噛み締めながら聞いてくれている。
完了方向も、指示を仰ぐのもよくやってくれている。
こういう子は慣れるのも仕事覚えるのも早いだろう。

でもまだ場数を踏んでいないので教えられた事も少ないので、これから色んな場面を経験して、テンパりながらも俺に助けを呼び、都度見ながら学んでいって欲しい。
「こういう時はこう」って事前に教えて知らんぷりするよりかは、実際に「教わってない❗助けてもらって覚えよう❗」の方が具体的でわかりやすいはずだ。

その為にも「呼びやすい関係」でいなくてはならないので一緒に帰ったり、色んな話をしたり、仕事以外はフランク、でも仕事の上下関係は守る、オンオフをはっきりさせながらも近い存在でいたいとは思うので気を付けている。

…多分ね、親子くらいの歳の差があんのよ。
でもね、そんな俺を慕ってくれてるのよ。
冗談言い合ってお互い腹抱えて笑って、帰り道にプライベートの話とかもしてさ。
実にいい子が入ったと思う。

彼がこのままでいてくれたら、きっと「出会って良かった」と思える存在になるだろう。
期待してるぞ、Mくん。