【ジョジョフィギュア】超像可動 J・P・ポルナレフ | 『e視点』―いともたやすく行われるえげつない書評―

【ジョジョフィギュア】超像可動 J・P・ポルナレフ

発売情報が公開された瞬間から待ちわびていた、待望の“5部版”のポルナレフが、ようやく我が家に届いた!
シリーズ史上最大級にデカくて、僕の部屋の陳列スペースに収まらなかったり、シリーズ史上最高級に高くて、僕の懐具合へのダメージがなかなか大きかったりはするものの、ジョジョ史上でも屈指の愛されキャラのフィギア化は、最高としか言いようがない!
ありがとう、メディコス!!

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まずはフィギアを取り出してみた。

今回は紫の単色濃淡グラデーションの箱。ジョルノの紫と比べるとかなり青っぽい紫だ。
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今回特筆すべきは、なんといってもこのサイズ
高さはいつもどおりながら、幅・奥行きは規格外。通常サイズの箱と並べてみるとサイズの違いが際立つし、これまでで最大サイズだった「ミスタ」と比べてみてもはるかにデカい。
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(まあ、内容物を見てみると、「奥行き」に関してはもう少し縮めることができた気が。。。ここまでの奥行きを必要とする内容ではないのがちょっと残念。「箱のまま展示派」としては、単に置き場所に困るだけになってしまっています。。。)

フィギアの内容は、何と言っても“車椅子”が目を引く。
まさか、コレがフィギアになってしまうとは!
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まずはフィギア本体をチェック!
“車椅子キャラ”を、こういう風に立たせるのはどうかとも思うけども。。。
「超像可動」の3部シリーズで発売されたポルナレフとはサイズ感がかなり異なり、5部シリーズに合わせて完全新規造形されているっぽい。
3部の頃のマッシブさは完全に失われて、身長が高いせいもあり、メチャクチャ細い
義足の造形もかなり細かく、フィギアの完成度は相変わらず素晴らしい。
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可動範囲については、義足のおかげで膝関節の干渉がほとんど無く、下半身の可動は過去最高クラス。(ちなみに、念の為に言っておくと、義足のサスペンションは可動しません。)
腰パーツの構造も少し変更が加えられていて、股関節もいつも以上にグイグイ動きます。
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オプションパーツで遊んでみた。

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今回は“車椅子”という大物がある一方で、オプションパーツ自体はかなり少なめ。
・叫び顔の頭部パーツ。
・差し替え用の手首×5。
・レイピア
と、最低限のオプションパーツのみになっている。

ま、車椅子があるだけで十分なのと、来月発売予定の「5部版シルバー・チャリオッツ」に「亀」「ノートパソコン」なんていうオプションパーツが付いてくるみたいなので、そちらで満足させてもらうことにしよう。

それでは、いつものようにオプションパーツをチェック!
2種類の頭部パーツはこんな感じ。
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ちょっと残念なのは、ゴーグルパーツ(?)に覆われた右目の塗り。
たしかに漫画と同じような形ではあるんだけど、なんだか気持ち悪い。おそらく「瞳」が左目と同じ色で塗られているのと“傷”がイマイチ目立たないせいで、「単に目つきの悪い人」っぽくなってしまっている。
もう少し“傷”を目立たせる塗りの方が良かったのかもしれない。
ま、ゴーグルで覆われているため目立つことはないので許容範囲でしょうか。
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手首パーツは種類こそ少ないものの、“ツボ”を抑えたものが付属。
キング・クリムゾン対策で血を滴らせた指。
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そして、パッと見は普通の「握り手」っぽいけれど、穴の開いた右手。
おそらく、チャリオッツに付属するであろう「矢」を持つための手だろう。
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そして、右手の義手と差し替える「レイピア」。
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「こんな武器を使うシーンがあったっけ?」と思ったけれど、ちゃんと62巻の回想シーンの中で使ってました。
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そして、やはり最大の売りである「車椅子」
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コレといって特徴はなく、何の変哲もない車椅子
単体で置かれていたら「ジョジョフィギア」であることさえも、誰にも気づかれないことだろう。
可動は「車輪部分」と、「ストッパーのレバー」くらい。

それでも、ポルナレフを座らせれば、なんだかよくわからないけどとにかくかっこよく見えるのだから、まあ文句は無いですとも!
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ちなみに、いつもと同じくスタンドが付属しているんだけど、車椅子にもスタンドを差し込む穴が付いているため、作中同様アクロバティックな車椅子アクションも再現可能だ。
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いろいろとポーズを付けてみた。

では、いつもの遊びを。

「この「矢」のもたらす「恐怖」は…「彼ら」が来なくては終わる事はない!」
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「どうした!?その位置で出して見せろッ!」「スカートをまくるようにゆっくり動くんだ」(この発言だけを取り出すと、どうかしてますね!)
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「……」コロ コロ コロコロ
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「バカなッ!そんなハズはッ!あれは子供だったッ!確かにッ!!」
ドシュウ~~ッ

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「その階段に足をかけるんじゃねぇーーッ」「オレは上ッ!きさまは下だ!!」
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ドン ポタッ ポタリ
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「そこだ『シルバーチャリオッツ』!」
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プシュ~~~ッ
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なんとしても『希望』だけは…『希望』だけは守らなくては
ドォーーーン

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ドドドドド
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ドクン ドクン
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グオオオォォ
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(ちなみに、この回想コマ。承太郎、花京院、イギーらジョースター一行に並んで、何故か『カメオ(a.k.a. ジャッジメント)』の姿が浮かんでいるのは何故だ??と思ったら、Yahoo知恵袋でも質問されてた(笑))


ふうっ。
楽しかった。

総括

というわけで「5部版ポルナレフ」。
コミックスでの登場シーンはかなり短いキャラクター(すぐに「亀」になっちゃったし)ながら、シリーズ屈指の“愛されキャラ”のため思い入れは強く、シーンの再現はかなり楽しかった。
“車椅子キャラ”で“非戦闘員”のため動きのあるシーンは少なかったものの、3部に続きリアクションキャラという美味しいポジションのため、再現しがいのあるコマが多いのも嬉しいところだ。
(老齢の渋キャラとして再登場と思わせておいて、相変わらずギャーギャー叫んでいるのがカワイイ!「叫び顔」がこれほど似合うキャラもそういないですよ!)

このシリーズはこれまで、「スタンド」「本体」の順で発売されていたのに、今回だけは逆。
「ポルナレフ」「シルバーチャリオッツ」が揃って登場するコマなんて、本当に数えるほどしかないはずなんだけど、その数少ないコマの再現できる1か月後がすでに待ち遠しい!!

おまけ

3部に続き、結局最後まで生き延びたポルナレフ。
ただし、肉体は失われ、幽霊として「亀」の中に留まるという離れ業での生存でした。

というわけで、もし、ポルナレフが肉体も込みで生きていたら。。。

新しい「ボス」と「相談役」ってところでしょうか。
車椅子を押してもらうお返しに、前髪(コロネ)のメンテナンスは任せとけ!
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組織の「No.2」と「相談役」。キャラが被るので話も合うことでしょう。
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こんな感じで妄想も広がります。
ええ、今日も僕は幸せですとも!
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