【ジョジョフィギア】超像可動 スティッキー・フィンガーズ | 『e視点』―いともたやすく行われるえげつない書評―

【ジョジョフィギア】超像可動 スティッキー・フィンガーズ

前から気になっていたけれど我慢していたフィギアのシリーズ「超像可動」
しかし、ついに第5部のキャラのリリースが始まってしまった。
ジョジョで一番好きなのが5部の僕にとって、それを買うのは避けられない。。。

というわけで、ついにジョジョフィギアにも手を出してしまった。
そして、記念すべき1体目が、ついに手元に届いた!

僕をジッパー好きに育ててくれたコイツ。
スティッキー・フィンガーズだ。
e視点-スティッキー・フィンガーズ e視点-スティッキー・フィンガーズ

まずはフィギアを取り出してみた。

荒木飛呂彦のキャラクター(特にスタンド)は、登場シーンによってカラーリングが違うという特徴があるけれど、この配色は納得。
ちょっとパールっぽさが強すぎる気もするけれど、高級感があるからいいのです!

$e視点-スティッキー・フィンガーズ
オプションパーツは、
  • 叫び顔の頭部パーツ。
  • 差し替え用の手首が7個(3組6個と、指差し用の1個)。
  • 軟質素材で伸縮する右腕(支柱3種)。
  • スタンド(フィギアを飾るための台座(スタンド)。ややこしいです。)

    このシリーズのオプションとしてはちょっと少なめな印象。
    「わかってるな~」と思うようなオプションもなく、ちょっとさみしい。

    ちなみに、外箱と内箱はこんな感じ。
    5部とはいえ、パッケージの表記は「JOJO」になっている。
    e視点-スティッキー・フィンガーズ e視点-スティッキー・フィンガーズ

    可動範囲については、さすが「超像可動」を名乗るだけあって、かなり動きまくり。
    膝や肘は二重関節になっているし、胴体も胸の下と腰の二箇所で可動、頭部の付け根と首の付け根に関節があるので顔もグリグリ動く。

    加えて、スティッキー・フィンガーズ独自の可動箇所として、首元と腰のジッパーも可動(スイング)する。
    さすがにプラプラとぶら下がるような動きはできないけど、スティッキー・フィンガーズらしいポージングが出来る。
    e視点-スティッキー・フィンガーズ e視点-スティッキー・フィンガーズ

    オプションパーツで遊んでみた。

    上述のとおり、頭部パーツは二種類。「アリアリ」用の叫び顔は口の中まで綺麗に塗り分けられている。
    とはいえ、無表情の方がスティッキー・フィンガーズっぽいので、叫び顔を使うことはあまりないかもしれない。
    e視点-スティッキー・フィンガーズ e視点-スティッキー・フィンガーズ

    続いて、伸縮する右手
    これがこの製品の唯一の売りと言っても過言ではない。
    確かに、スティッキー・フィンガーズと言えばこのパンチ!
    e視点-スティッキー・フィンガーズ e視点-スティッキー・フィンガーズ
    支柱パーツを取り替えることで、微妙に伸び縮みを調整することが出来る。
    ちなみに、支柱をつけないとダルダルと垂れ下がる。

    もう一種類の支柱パーツは微妙にカーブが付いている。
    e視点-スティッキー・フィンガーズ e視点-スティッキー・フィンガーズ
    こちらは、ラッシュ中っぽい雰囲気が出て、ストレートの支柱よりは使いやすい。

    このカーブした支柱を使って、カメラの被写体深度を浅~くすると、こんな感じ。いい感じだ。
    $e視点-スティッキー・フィンガーズ

    いろいろとポーズをつけてみた

    コミックス48巻での初登場シーン風のポーズ。
    e視点-スティッキー・フィンガーズ
    グァシィィン  ドド ドド!!


    コミックス53巻での「ビーチボーイズ戦」でのアリアリに向かうシーケンス風のポーズ。
    e視点-スティッキー・フィンガーズ
    ゴオォアッ

    e視点-スティッキー・フィンガーズ
    ズボアッ ドゴ ドゴ ドゴ


    その他、自由なポーズで。
    e視点-スティッキー・フィンガーズ

    e視点-スティッキー・フィンガーズ e視点-スティッキー・フィンガーズ

    総括

    やはり、スタンド一体だけでのプレイバリューというのはあまり高くない。
    そもそも、「スティッキー・フィンガーズといえば」みたいなシーンがあんまり無いのだ。
    「ジッパーを付ける」という能力は「人型」である必然性が無い能力なので、ビジョンそのものが、あまり本編に登場していないせいなのかもしれない。

    なんにせよ、このフィギアを堪能するための真骨頂は、来月「ブローノ・ブチャラティ」が届いてからなのかもしれない。(既に予約済み)。

    というわけで、またも待ち焦がれるだけの1ヶ月を過ごすことになりそうだ。
    リリース順は、スタンド使いからにしてほしいなぁ。。。
    $e視点-スティッキー・フィンガーズ


    今日の余談

    時を同じくして、メディコム・トイのRAHというシリーズも5部フィギアが発売されるようだ。
    そして、こちらも初っ端のリリースは「ブローノ・ブチャラティ」。

    このシリーズは、ちょっと値段が張るものの、布製の洋服や豊富なオプションでかなり充実したフィギアが多い。
    (スター・ウォーズをはじめとしたハリウッド映画のフィギアのリリースも多く、かなりクオリティは高い。)

    ただし、いかんせん日本のマンガのフィギア化がヘタクソなのだ。
    特に顔の造形が残念すぎる。

    実写映画のフィギアは気持ち悪いくらいにそっくりな顔を造るのに、なぜか日本のマンガキャラの顔の立体化はことごとく失敗しているのだ。

    なんで、コレ↓が作れるのに、
    e視点

    こっちはこうなっちゃうんだ。。。
    e視点

    というわけで、今回もRAHシリーズは見送りの方向です。

    今日の余談②

    かなりどうでもいい話です。

    僕はディズニーランドとディズニーシーが大好きで、平均すると2ヶ月に一度くらいのペースで通っている。
    基本的にランドの方が好きで、ランドの方が行く頻度も高いんだけど、シーに行った時に必ず乗るアトラクションがある。

    それは「ヴェネツィアン・ゴンドラ」というアトラクションだ。

    ゴンドラに乗って運河を渡るだけのアトラクションなのだが、最後に船を降りる時、船頭をしてくれたお兄さん二人に「さようなら」を言うのが乗客のルールになっている。

    ヴェネツィアン・ゴンドラというくらいだから、もちろんさようならの挨拶はイタリア語で。

    「さようなら」をイタリア語で何と言うか?それは考えるまでもないだろう。
    もちろん、「アリーヴェ・デルチ」だ。

    現代の日本で、最も当然のように「アリーヴェ・デルチ」が言える場所
    それが、ディズニー・シーなのである。

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    元ネタのレコード。ジャケットにはジッパーが付いている。
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