道徳性発達理論

 

ファウラーは、ピアジェを含め、3人の発達理論学者を参照しました。

 

その一人が、ローレンス・コールバーグです。

コールバーグは、ピアジェに影響を受けました。

そして、道徳判断の発達について提唱したのです。

 

道徳判断とは、ものごとの正しさを判断することです。

コールバーグは、正しさを判断するための認識の枠組み(シェマ)があると考えました。

 

道徳判断の枠組みは、別の言い方をすると、「何によって(何を根拠に)に正しいと判断をするか」ということです。

 

コールバーグは、「何によって(根拠に)」ということを、対人関係を根拠にと考えました。

 

幼児の頃は、身近な大人が正しいとすることを正しいと判断します。

それが成人に近づくと社会の基準や秩序をもとに判断するのです。

 

今朝、息子とこんなやりとりがありました。

 

息子には、おとといの土曜日から欲しいと思っているお菓子があります。

我が家のルールでは、お菓子を買いに行くのは、お菓子担当のお母さんと一緒でなければなりません。

 

息子「今日、○○のお菓子を買いに行っていい?」

 

わたし「っていうことは、いつもみたいに、学校から帰って来たら、宿題した後に買いに行く?」

 

息子「宿題したら、遊びに行きたい」

 

わたし「宿題して、遊びに行ったら、帰ってくるのが5時半になるよね。そこから買い物は遅いよ」

 

息子「・・・・」

 

我が家のルールでは、宿題を済ませないと遊びに行ってはいけません。

ところが、息子は、だらだらと1時間近くかけて宿題をするのです。

 

わたし「宿題をさっさと終わらせたら、早く遊びに行けるし、早く遊びに行けたら、早く帰ってお菓子買いに行けると思うけど?」

 

息子「じゃあそうする」

 

わたし (しめしめ・・今日は、宿題さっさと終わらせてくれるな)

 

息子にとって道徳判断(何によって判断するか)は、身近な親の言うことによるんだなと思わされます。

親の言い分は、つねづね親の勝手な都合だったりすることが多いわけで・・・。


 

コールバーグの理論がとても分かりやすく書かれてありました。おススメです。