世間では待機児童が多い。という話が出ていますが、

待機児童が多いとは、どうゆうことかまず説明させていただきます。学童保育施設に入所申請を出しているが、入所できず、入所待ちしている児童のことです。

わたしは小学生が入る学童で働いているのですが、入所待ちはもちろんいます。

しかし、入所待ちをしている人の中には、民間学童に現在預けているけれど、役所が管理する学童へ移りたいという方が多いです。

この時点で申請しているが入れていない子たちは待機児童とカウントされます。

民間学童では空きがあるのです。

ただ、利用料が大幅に違います。

正直役所が運営する学童の利用料はとっても安いので、申請が絶えない理由でしょう。


しかし、役所が運営する学童の実態はどうなっていると思いますか?

私の職場では、本来の定員数より10人以上増やして受け入れているため、とっても狭いスペースに缶詰状態です。


狭いと何が起こるか、みなさん考えられますよね?

•本来争わなくてもいいようなことで子供同士がトラブルを起こす。

•狭いのに人数が多いため、走り回れる場所での衝突により怪我などが多発。

•狭い施設なのに子供が多いため、その分先生方も必要だが、人手不足。

学童は本来、お家のように安心して過ごせる場所であるべきなのですが、そんな平和に過ごせる環境じゃなくなってきています。

子供達同士のトラブルを解決するために子供たちは怒られてばかりですし、思う存分体を動かすこともできず、不満がつのり、学童楽しくない。つまんない。という声がたくさん上がってきます。

そりゃそうです。あんなに狭苦しい場所に缶詰状態では、牢獄にいるようなものですから。

もっと自然に触れて、自由に原っぱで走り回ってもらったりしたいものです。