33のボルタンスキーの心臓音のアーカイブがあまりに盛況で待ち時間30分。

二手に分かれて違う作品を見る方で出発。

32大阪芸術大学でしばし疲れをとり、

20のオラファー作品で虹を見て、

唐櫃(からと)の清水に到着。

豊かにお水が湧き出る清らかな空間には神社が。



やわらかなお水でのどを潤し、一息。

この神社の前にもアートがあります。

19青木野枝さん。「空の粒子」



これは上からの写真ですが、下から見あげると、空の波紋のように見えました。

ここで心がアガッたのは、23藤浩志さんの「こんにちは藤島八十郎」

仮想の人物の家を細部まで再現した一軒家。



3分ほどしか時間がなくて、かなりあせる。

台所には果実酒にフィギア、二階の部屋からは海が。

この人の趣味思考を思わせるたくさんの本。

旅、ジャズ、エトセトラ。もっと時間がほしい!



この空間にマッチした人が。これもまた体感するアートの面白さ。








7つの島を舞台にした瀬戸内国際芸術祭。

島だからこそ残された、ほのぼのとしたシーンが目の前を通り過ぎました。

いくつか。



猫友達が、観光客を狙っています。

彼らの狙いは。



彼女が食べるおにぎり。

背後から近寄り、この後、膝下に潜り込み

得意の甘え声。

見事、おにぎりをゲットしていました。

この猫タッグ、最強と見ました。


次は、縁起のいいたてもの。



額に「吉」と入っています。

たわわに実った稲に囲まれた、淡いオレンジ色の地肌が、

本当に幸福を届けてくれそうです。


次も建物。


こちらは、自然に解けてしまいそうな。
塗り立ては白かったはずの屋根壁は、草や土に染められてしまったようです。



13横尾忠則さんの作品。深紅と黄金の枯山水というか、あぁ驚いた。

この突き抜けた存在感は、自己表現をおさえる人に、勇気を与える。

空気を読むとか、センスとか、そういったものを無意識に心に

育てがちな私たち現代人。畳の間にくつろぎながら笑いがこぼれるひととき。




次に印象に残ったのは15塩田千春さんの作品。

「遠い記憶」



のびたの机の引き出しに入って、タイムスリップする時のような、

近隣の島からも集められてきた戸や窓でできたトンネル。

光が射して、中に入るとまた一層の景色。

大小の木の枠から覗く田園風景が、写真であり、今なのに過去に見える。