聞いた通りに正しくカナで書く。

大人にはなんてことないことなんだけど、子どもには結構難しいことのようです。


かなを清音(50音表に載っている基本の字)で覚えたら、次は濁音(がぎぐ‥)や拗音(きゃきゅきょ‥)へ行きます。ペンギンくん、じてんしゃ、を

「じでいしゃ」

だと思い込んでいました。彼はもちろん自転車を知っているし、乗れるし、何度も口に出して言ったことがあって通じているので「じでいしゃ」だと言い張ります笑


あんまり言い張るので私も「じでいしゃ」と呟いてみました。

‥おや、意外にちゃんと自転車、として通じそうですね笑

我々も外国語で、綴りは知らないけど言える言葉があって、いざ綴りを調べようと音を頼りに辞書を引くと全く出て来ない、ということありますよね。諦めて和◯辞典を引くと、自分が思ってたのと全然違う綴りで、よく今まで通じてたなと思う。


冒頭に「聞いた通りに」と書きましたが、もしかすると「聞いた通りに」書くなら、ペンギンくんの方が正しいのかもしれませんね。我々はもう自転車、は「じてんしゃ」以外あり得ないと思ってますからそう書きますが。中国や韓国の方が日本語の濁音を正確に発音できないことや、パ音が2種類ある(けど日本人には判別できない)ため「『パンダ🐼』はパンダ、ですか?パンダ、ですか?」と聞かれる、なんていうのは、実は日本人が一種類だと思っている音もまだまだ分類できたり、逆に日本人が別だと思っている音を一種類とみなす言語もある、ということなのかもしれません。


とはいえ、日本語では🚴‍♀️は、

じてんしゃ

とかなをふらなければ間違いです。

↑はペンギンくん一年生の時の話なのですが、正しく書けるようになってるかな。三年生になった彼にそろそろ会える日が近づいています。