日本語指導支援員

と、市からのメールに書いてあるのでこの名称を使います

のうりぷかと申します。2017年から日本語指導支援員を始めました。

 

日本語指導支援員とは

私のことを念頭においてご説明しますと、

市から公立小学校もしくは中学校に派遣され、

外国にルーツを持ち、学校生活において日本語が十分でないために不自由を感じている子どもたちに対し、

日本語支援を行う、有給ではあるがほぼほぼボランティア

な立ち位置の人間を指します。

 

なのでいわゆる学校の先生、ではありません。教員免許は持っていません。

では日本語の専門家なのか、というと、そうでもありません。

文化庁認定420時間の「日本語教師養成講座」なんて受けたこともありません。

私の市に限って言えば必須条件は、「市の国際交流協会に所属していること」のみ。

私自身は、「何となくおもしろそう」という理由で、市の大人対象の日本語教室のボランティアに2013年に飛び込みました。無給のボランティアでも楽しく活動していましたが、教室の代表に「子どもたちの日本語指導は有給だよ」と囁かれ、日本語指導支援員の世界に足を踏み入れました。

 

日本語を教える、ということについては、ボランティア教室に入る前に受けた、市の10回程度の駆け足の養成講座を初級と中級で2度。後は自分なりに本を読んだり、単発のセミナーを受けたりといった程度です。以上は大人を相手にした日本語の話なので、子ども相手ということでは、教職課程はもちろん、児童や幼児の心理や発達についてさえこれといって勉強したことはありません。せめてものアドバンテージ?は子どもが二人いることぐらいでしょうか。そう、世話好きな普通のおばちゃんが、近所の子どもの勉強を見てやっているのとなんら変わりはないのです。