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noriで～す
気になりつつ、他の映画を見てしまい、お気に入りに登録したまま放置してたの。
キョンキョンと、実生活でも夫婦だった永瀬正敏との離婚後の共演作。これだけでも何となく興味があったんだ。
さすがプロ！！そこは納得！！
何んとなーく、私の主観もあるけれど、いい意味での夫婦の呼吸みたいなものがあって。。。（私の理想なんだろうな）
離婚後の二人の関係が良い事が伝わってくるような感じでした。
内容は。。。ざっくり言えば？アルコール依存症の元夫が、ガンを患い、それを支えた元妻と子供たちのお話し。
なんだけれども！！！（ドンドン！！と力説）
これはネタバレでもない気がする。
でも、何も先入観を持たずに映画みたい方は、
ここから進んじゃ、ダ・メ・・よ
＊:†:*:†::†:*:†:＊
…もうね。酒が憎いよね。
もちろん、お酒も付き合い方の問題。
ちょうどいい距離で嗜む分には、何の問題も無いんだけれども。。。その距離感が分からなくなっていく。
そこが【依存症】の怖いところ。
アルコールだけじゃないよね。
薬物もそう。ギャンブルも。
そして人間関係も。
どんどんお酒で心も体もボロボロになっていく様子は、見てて辛かった。それでも本人、お酒を前にすると、
何はともあれ、酒！！！
それ以外は考えられない。
これ以上、飲んだら。。。
これ以上、体が蝕まれたら。。。
死ぬのに。
死ぬってことさえも、お酒飲むために受け入れる。
「死ぬのか…ま、しょうがないか！」
もちろん、そこまで酒を飲む必要があるから飲んでるの。
心の中の問題とかね。
きっと【孤独感】（恐怖）なんだろうな。
夫婦だろうと、友達だろうと分かり合えない気持ちや思い。そういうものが、酒に向かわせる。
そう言う気持ちは分からなくない。
私は体質的にお酒飲めないし（アルコール受け付けない）さすがに薬物は怖い。だから、依存してないだけかもしれない。もしも？お酒が飲めたり、簡単に薬物が手に入るような環境だったら。。。「絶対に手を出さない！！」と言い切れるだろうか？？？？？？多分、誰にでも起こりえる事。
悩んでる人に「誰かに相談すればいいのに～！！話せば楽になれるのに～！」きっと、そう言うよね。確かにね、話してスッキリ出来る事もあるしね。
がしかし！！
そもそも。。。一番自分が認めたくない気持ちや思いを、人に話せるわけがない！！（本当は一番分かって欲しい気持ちなんだけれどね。だからこそ万が一否定されたりすることに耐えられないもんね）
それが出来る時は、ある程度自分で解決してる時。
気持ちを消化できた時。
だからこそ。。。
自分自身が、一番の理解者になること。
これが大事になってくる。
どんなにズルくて、弱くて、情けない自分を、
「こんなの、私じゃなーい
！！」と突き飛ばさないで。
！！」と突き飛ばさないで。「もう、バカなんだから！！おいで
！！」って抱きしめてあげて下さい。抱きしめるって抵抗がある人は？（これ私）
！！」って抱きしめてあげて下さい。抱きしめるって抵抗がある人は？（これ私）「しょうがないよな・・・弱かったんだから」と、受け入れがたい気持ちに「しょうがないよな～」をつけてみて。初めは気持ち悪くなるくらい嫌悪感にさいなまれるけれど、どこか「ホッ」と出来るから。
結局、誰かに責められることより、自分に自分自身が責められることがきついんだから。
それが出来れば…
お酒に。。。何かに依存しなくても大丈夫なんだけれどな。
そして、これも言える。
誰かに、何かに、救ってもらおうと、思うなかれ。
そして、救えると思うなかれ。
結局、妻として出来る事は、見てる事。それ以外出来ないよね。西原さんの肝の据わり方は、すごかった。
映画に終わって、結果、この本を借りに行ってしまった（笑）
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酔いがさめたら、うちに帰ろう。 (講談社文庫)
Amazon |
こちらは夫の鴨志田 穣さんの著書。
鴨志田さんの視点から、アルコール依存症を書いてる。
映画もあるのね～！同じ出来事を、視点を変えてみるのもいいかも！
ぜひ、おススメします。
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