【巣穴効果×CO2濃度×代謝UP】代謝をあげるお話です。"ボーア効果"というものが... この投稿をInstagramで見る 【巣穴効果×CO2濃度×代謝UP】 代謝をあげるお話です。 "ボーア効果"というものがある。 ざっくり言えば酸素(O2)濃度が高ければ酸素に執着して手離さず、 逆に二酸化炭素(CO2)濃度が高ければ ヘモグロビンは酸素をなんの気兼ねもなく手離すというお話。 今回の珍型コロナでの人工呼吸器使用に警鐘を鳴らしているドクター達は このボーア効果を引きあいに出しています。 これはつまりいくらO2を入れようが、 CO2濃度が高いという"場"=環境が なければヘモグロビンは酸素を手離さず細胞には行き渡らないことをさしている。それはつまり細胞が活動できず 死を意味する。 逆にCO2濃度が高い"場"を作ってあげるとヘモグロビンは酸素を手離し、 より酸素は細胞へと行き渡りやすくなり糖代謝があがることになります。 これは登山や高地での行をしたことのある人ならわかるのですが、 酸素の薄い高地では 疲れがとれ心も解放され 不思議と筋肉痛にもなりにくく 身体の回復力もあがることを たびたび実感します。 この原因のひとつとして ボーア効果によって糖代謝があがっていることが挙げられます。 施術の時など呼吸法で 手の温度を温められるのも "長く少ない呼吸で糖代謝があがるから"と説明がつくわけです。 つまりこれは全般的に体温を上げることに通じることでもあり、 糖代謝があがるということは 回復力もあがることをさす。 獣の皆さんが巣穴に籠もって休むのは、安全や保温などだけでなく、 実は糖代謝を上げることで 就寝中に身体をしっかり回復させていると考えることもできる。 ストレスや体調不良などを感じた時は ぜひ布団にくるまり巣穴にこもって CO2濃度をあげて休んでみてください。 体温があがりスッキリすることでしょう。 これをボーア効果による "巣穴効果"と私はさいきん呼びはじめました。 失敗すると人間はなぜか「穴があったら入りたい」わけですが、ストレス時に穴にこもりたい衝動やテントなどの狭い空間での休息、 行者の洞窟籠りなども、 すべて"場"のCO2濃度上昇で糖代謝があがることに秘密がありそうです。 健康の秘訣は自粛による家籠りではなく"ガチで巣篭もり"です。 お試しあれ🕳 ※個人的にはゆっくり鼻呼吸を することで半刻くらいで反応が出て 体温が0.3度くらいはあがります。 丹田呼吸などの呼吸法もこの機序を 意識するとより細胞が活性化する ことでしょう◎ [2019.02. 10 木曽福島 覚明堂] #shugendo #takigyo #architecture #shrine #pilgrimage #nature #naturephotography #tree #winter #修験道 #mountain #mountainhouse #mountainfaith #snow #山と法螺貝 #祈祷 #pray #co2 #mitocondria #免疫力アップ #巣穴 #巣穴効果 ryuko (Hirata)(@ulftorio)がシェアした投稿 - 2020年May月24日am1時22分PDT