過食症になると確実に体重が増えるか落ちます。


扁桃腺が腫れてものすごく痛くなるし、血がでます。


食べ物を食べれば食べ続ければ食べ続けるほど、外へ出る気力がなくなります。

外に出ていると人の目がすごい怖くなって高校1年生の秋には学校に行けなくなりました。


学校を休みがちになり、でも高校を中退する訳にはいかないので嫌々ながら通信制の課程の高校へ編入しました。


通信制高校へ編入した後は過食がどんどんひどくなっていき手は赤黒く変色していき、手首を自分で切って3回縫いました。いまでも入浴すれば生々しくうきあがってきて自分が惨めで仕方ありません。


編入して1度目は、あまり学校へ行けてなくスクーリングを拒否したために高校3年生になれませんでした。1歳下の子たちと一緒に過ごした高校2年生と3年生の2年間。トップ主義の自分はプライドだけにとらわれて屈辱的な生活だと思っていました。


でも、通信制の高校にはいろいろな問題を抱えている人がいて、いじめを経験したり、一度社会へ出たけどもう1回やり直してみたい、自分の夢を追いかけたい・・・そういう人たちの情熱に感動しました。


編入してから1年は友達が1人も出来なくて、ただ黙々と毎日を過ごしていました。

2度目の高校2年生のとき、声をかけてくれた女の子がいました。偶然にも自分と同じ摂食障害に悩んでいる子でした。


同じ病気の子が一生懸命頑張って高校来てるのに自分は何やってんだって思った。

「ラーはきっと治るよ。一緒に頑張ろうね。」

その言葉で自分は一気に目が覚めました。


色々な人と話をして、自分を見つめていくうちに夢ができました。

大学進学なんて考えてもいなかった。過食するなら一生してればいい。今日やり過ごせれば明日なんて関係ないと思っていました。


劣ってるなんて思わなくてもいい。そう思ってもなかなか考えが変わらない。


でもそんな気持ちを抑えながらアルバイトしながら勉強してやっと大学に入学。

けどまたいけなくなって今度は休学。


なぜか両親は責めたりしません。

自分が過食しようが学校に行かまいが


「わかった」


それだけです。


兄ちゃんは色々こっちに言ってくるんだけど、姉も同様に何も言わない。


過食症とか摂食障害なんて言葉も一度たりとも口にしたことはありません。


きっと自分に気をつかってくれているんだと思います。

何も言わないのはきっといつかは僕が自分自身で自立できると期待されているからだと思う。


自立しよう。


甘えるのはやめよう。


言い訳はやめよう。


いろんなことを食べ物をはけ口にして片づけるのはやめよう。


人を非難する前に自分の非を素直に認めよう。


受け身じゃなく、自分から積極的になろう。


現状をもっと理解しよう。



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いつかは自立できることを祈って。