文化放送超A&G+で5年間にわたって放送されてきた「A&G NEXT BREAKS FIVE STARS」が、9月27日(金)をもって放送終了となります。





私がこの番組をリアルタイムで観る&聴くことができた時期は1年足らずですが、私に動画付きのインターネットラジオ番組のおもしろさを気づかせてくれてくれたものでもありました。

また、Wake Up, Girls!をより深く知るという意味でも、この番組は大変助けになりました。数々の名言、名(迷)作、名エピソードなど、この番組だからこそのものを受け取ることができました。

私が見ていなかった頃に「謝罪のフロンティア」や「謝罪交響曲」といった、WUGパロディ feat.アイリスおじさん 曲があったことも知りました。WUG愛が強かったからこその出来事ですよね。こういった作家・ディレクター側とパーソナリティが密になるラジオは今まで聴いたことがなかったので、本当に新鮮でした。

さて、FIVESTARSでWUGとなれば、当然田中美海さんのお話になります。ここからは、FIVESTARSを見て変わった、私の田中さんに対する印象について、お話ししていきます。

もともとWUGを知ったのは、「しごはじ」に田中さんがゲスト出演していたことがきっかけでした。その時は「先輩とこんなにもキラキラ輝いて話せる後輩」がいることに驚きつつ、この声優さんは大物に違いない!と思っていました。

実際に田中さんは同年代の中でも大物声優さんと呼んで間違いないでしょう。しかしFIVESTARSを見てからは、その大物っぷりがさらに感じ取れたように思いました。

例えば1人しゃべり。あんなに感情豊かにさまざまなテーマを話す人は初めて見ました。泣く時は思いっきり泣いて、推しがガチャで出たら全身で喜びを表現して。田中さんのお話している姿がまさに天使でした。

また、作家さんやディレクターさんと、生放送の音声に乗せて会話していたことも、そうそうないことだと思います。「声優ラジオなんだから声優の声/姿だけを聴かせ/見せろ!」と思う人も少なからずいるはずなのに、FIVESTARSではそれすらも視聴者を楽しませるコンテンツとして成り立たせていました。もちろんこれは作家さんやディレクターさん自身のおもしろさもあるはずですが、なによりパーソナリティが上手く絡んでいったことが大きいでしょう。そう考えると、田中さんは本当に一流の声優・ラジオパーソナリティになられたんだと思いました。

WUGのFINAL TOURのブルーレイが発売されてからは、打ち合わせの時にみんなで揃ってブルーレイを見ていた、なんてこともありました。いつも大忙しな裏方さんのことを考えると、演者「田中美海」さんと一緒に見ようとしたという決断だけでも、田中さんが番組に愛されているんだなぁというのを、強く実感できました。

最後に。私はFIVESTARSが無かったら、今ほど田中美海さんを好きにはなっていなかったかもしれません。最高の番組をありがとうございました。そしてこの番組に関わった全ての皆様と、これからの文化放送のアニラジでふたたびお会いできますように。




うらかん