お久しぶりです、うらかんです。
なんだかんだで1週間以上空いてしまいました。
続ける、というのは大変なことでもありますね。
さて、今回はいつもと趣向を変えて、舞台のお話をしたいと思います。
みなさん舞台観にいかれたことありますか?
僕は一度もありません。
なぜなら、純粋に興味が湧かなかったから。
「舞台」のイメージが(これも間違っているのですが)「劇団四季と宝塚」で完全に固定されていたので、あれに感化されなかった自分は、行く気が0でした。
では何が僕を突き動かしたかといいますと、
「奥野香耶」という演者さん、この人に尽きます。
ご存知Wake Up, Girls!のメンバーであり、ハナヤマタの「笹目ヤヤ」、ハッカドールの「ハッカドール2号」などなど、出演作も多数のあの奥野香耶さんです。
なぜ奥野さんがファクターとなったのかを本気で話そうとすると、前置きが死ぬほど長くなるので割愛しますが、要約すると「2018年のソロイベの感想をワグナーさんに聞いたから」ということになります。
可愛いとカッコいい、大人っぽいと子供っぽい、という単純な演技の振れ幅とは別ベクトルのものを知ってしまったんですね。
ここでなぜそれを文字に起こさないのか、と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、答えは明快。
文字に残したら野暮なんです。
だから敢えてぼかしているんです。
伝わりにくくしているんです。
僕と同じ気持ちを味わいたい人はまず、2018年のソロイベの話を誰かから聞いてみてください。
そして味わいましょう、「奥野香耶」という輪廻のような世界を。
そんな人が主演を務める舞台(再演)
「Stray Sheep Paradise:em」(略称SS_P)
が、8月15日(金)からスタートするとのこと。
(引用:下記リンクより)
https://www.odd-inc.co.jp/stage/ss_p_em/
公式ツイッター:https://twitter.com/ss_p2018
「嘘つきの才能」を持つリゼッタを演じる奥野さんを観たくはありませんか?
そんなわけで私は新たな「世界」へ没入するために、この舞台を観に行くことに決めたのでした。
Wake Up, Girls!関連で言うと、永野愛理さんもルクル役で出演されます。
金髪の永野さんはレアだと思いますし、ルクルのキャラも聞いたところによると永野さんにピッタリ当てはまるとのことですので、そちらもぜひ注目してみてください。
あとは単純に「かやあいり」コンビですからね、最高なのは間違いないでしょう!
最後に、この舞台を観に行こうと思ったファクターに重なった、もう一つのファクターについてお伝えしようと思います。ここからは、ともすればネタバレに近いものともいえることを書くので、知りたくない方はこちらでお引き返しください。
ただ書いている僕としては、ぜひこの驚愕の事実をみなさんと共有したいので、読んでいただけると嬉しいです。
舞台と音楽は切っても切れない関係。
Stray Sheep Paradise:em にももちろん音楽が存在します。
その音楽を作っている方のうちの1人、北島とわさんが、以前この舞台の「主題歌」のピアノ演奏動画をツイートしていらっしゃいました。
それがこちら。
https://twitter.com/iicoto/status/1125765203965005825?s=21
これを聴いてハッとしました。
「上手く言えないけれど、この綺麗なメロディが好き!」と思ったのです。
そしてそう思わせた理由に気がつくまでには、ものの数秒もかかりませんでした。
「東方Projectの雰囲気だ…!」
実は僕、アニメ・ゲームの世界に本格的にハマった理由は、東方Project(以下 "東方")を知ったことにあります。
東方の説明は今回はしませんが、このコンテンツで流れる音楽が、和風だけどどこか純和風とは離れた世界を醸し出しています。
その音楽と、この舞台の主題歌の雰囲気が、どこかリンクするような感じを受けました。
ちなみにその東方の音楽で1番似ていたと思った曲は、東方天空璋 という作品(整数ナンバリングの最新作です)の「白い旅人」の、最初から20秒ほどの箇所です。
東方特有のストリングスが聴こえる手前までですね(伝われ)。
ともかく、そのなんともいえない心地よさを演出していた主題歌に、一目惚れしてしまったのです。
演者が好きというだけではなく、音楽も自分にピッタリ合っている!と思ったので、初めての舞台鑑賞に行こうと決意したのでした。
ここで終わる予定でした。
後日とあるワグナーさん(SS_P観劇済み)とお話したときに、衝撃の一言をいただきました。
それは…
「あのツイッターの主題歌、本番で流れないから」
は?
は??
どういうこと???
実際通話でもこれを聴いた時、純粋に「は?」と言ってしまったくらいには衝撃的でした。
主題歌が流れない。
文字の意味は理解できるのに、頭がその本当の意味を全く理解できなかったのです。
(その後真意を教えていただきました。ツイッターに上がってたあのピアノバージョンは、アレンジバージョンとのことです。)
ただ、これを聴いた後もなお、「主題歌が流れない」というインパクトの強さはそう簡単に払拭できませんでした。
そう、ある意味これも「嘘」なのでは、と思ってしまったのです。
嘘ではないけれど、嘘とも言えない。
しかもそこに、奥野香耶さんという「世界」が混ざる。
踏み入れてはいけない世界に足を踏み入れたい。
禁忌を犯したい。
それぐらいのもはや「病気」ともいえる感情を抱いたのでした。
そして絶対にこの作品を観に行こう、と強く決心したのです。
以上です。
今回は舞台鑑賞未経験の僕が、奥野さんというファクターによって心を突き動かされたお話をブログに書いてみました。
これを読んで同じ気持ちを抱いた人。
以前からそう思っていた人。
そして少しでも気持ちが揺れ動いた人。
一緒に新たな「世界」へ没入しませんか?
沼に引きずり込まれかけている僕からのお誘いでした。
それでは。
うらかん。