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うるちびのブログ

うるちびとは。
うるとらちびすけ。うるうるちびすけ。うるさいちびすけ。うるおいちびすけ。
・・・よくわからないけど、そんな感じです。
好き勝手なこと書いてます。

一昨日(1月8日)の出来事。


1日中、アホみたいに雪が降ってた札幌。

札幌だけが大雪警報出たのにはびっくりだ。

こんな日に限って用事があり、滅多に停めない青空駐車場でお留守番していた私のローラ(カローラの名前)は、夜にはこの有様もやもや

運転席をホリホリして見えてくる雪の深さよ。

タイヤまですっぽりしっかり埋もれとったわ。

朝、車から降りるとき嫌な予感がして、スコップとスノーブラシをトランクから運転席に移しておいてよかった。最初にトランク目指したら倍の時間かかったなタラー取り敢えずせっせとホリホリして、なんとか埋まることなく脱出!


しかし、翌朝には何事もなかったかのように車が走っていた道路。北海道にブラボー拍手

世界トップクラスの技術を誇る北海道の除雪作業員の皆さま、ありがとうございましたお茶



そんなこんなで疲れきった帰り道。

高速を走っていたら、ちっこい影が横切った。

なんだろ?と思った瞬間、同じフォルムだけどさっきより大きいのが飛び出してきた。


…たぬきの子どもとお母ちゃんや。

いや、ちゃう

可愛いけどちゃう、こっちや。

おぉ、うん、まさにこんな感じの子たちよ。


お母ちゃんてば、びっくりした顔して車の前でピタリと立ち止まってしまった滝汗

ドラマの中で人が轢かれてしまう直前のシーンがあるじゃない?まさにあの光景と同じ。ああいうシーンを見るたびに「立ち止まらなきゃ轢かれなかったんじゃないのんか?」と冷めた頭になる私(ドラマを見るのに向いてない人間の頭だわ)。でも本当にああなるのねと思た。

たぬきだけど。


お母ちゃんとは、バッチリ目が合った。


意外と頭は冷静で、多分0.5秒くらいの間に色々なことを確認して判断したんだと思う。


前後に車はいない。

道路は思いっきり凍結状態。

急ブレーキ踏むのは命知らず過ぎる。

右は中央分離帯、左側は法面。

絶対に轢かない以外の選択肢は当然ない。

つーことは、自分がぶつかる覚悟だわ。

中央分離帯の反対側は山肌。法面にぶつかるならいいか(良くない)くらいな感じ。


あのね、嘘じゃないんだよ。

本当に一瞬で全部見えたし考えられたんだわ。

まるで命懸けの二択クイズにいきなり強制参加させられたみたいな感じ。

正解以外は即終了ってやつ。


でも神様、ありがとう。

ちょうど高速バスの停留所のところだった。

バス停に入り込んで停まったと同時に、母ちゃんは子どものところにスターッと走ってった。


…ふぇ〜チーン

たぬきも自分も危ねかったガーン

もう姿は見えなくなってたのに、走ってった方に向かって、山に帰るときも気をつけるんだぞー!って叫んでから、再び車を走らせた。

心落ち着けてる暇もないのが高速よ。


途中、お母ちゃんがびっくりしてこっちを向いたときの表情がずっとチラついちゃってね。


轢かなくて、本当に良かった…。

ちっこい子を母無し子にしなくて良かった。


なんか知らんけど、涙出てきたんだよ。

運転しながら危ねっつーのよ。


でも、考えちゃうんだよね。

野生動物が生きる環境が厳し過ぎるって。

人間が便利に暮らすために山を削って道路を作って、元々その山に住んでいた子たちが食べるものを求めてその道を通る。それだけで失われてしまう命もたくさんあるんだろうって。


日本は野生動物にとってどんどん暮らしづらい国になってるんだろうな。…人間てね。

そう思ったら、ごめんねが溢れた。


地球は人間だけのものじゃない。

人間だけが暮らしやすければいいわけない。

生態系を守れとか、自然を大切にとか言うけれど、好き勝手に自然を削って新しいものを際限なく作り続けていくことはそれを崩すことにはならないの?って思ってしまう。


そういう自分も、人間。

自分は直接的に作っていないってだけで、誰かが作ってくれた便利さの上で、何も考えずのうのうと普通に暮らしているんだよね。


と、たぬきの母ちゃんからとても重たいものを受け取った気がする、そんな夜だった。