視 床≫
 大脳内部 第三脳室の両脇 
  約3×1.5センチくらいの卵形組織

 全身からの知覚の線維神経が集合し
  中継する。
  近くニューロンの神経細胞の集合体

 視床―
    外側核+内側核+前核
    +視枕(第4の核)

視床枕は
内側膝状体(聴覚神経線維の中継)や
外側膝状体(視覚の中継)がある

 
臭覚をのぞく知覚刺激は
ここから軸索を経て
大脳皮質知覚領野
特殊知覚領野
例えば  
視覚は後頭葉の有線野
聴覚は側頭葉ヘシュル横回へ

に配送される。

 
大脳皮質や大脳辺縁系や
大脳基底核(錐体外路系)とも深く関与。

上行性網様体賦活系とも関係し
意識の覚醒状態保持の大切な機構を担う

 

◎視床の働き

 1.身体内や外界の知覚刺激の
      情報分析・認識 
      近くの機能局在にしたがい
      大脳皮質の知覚領野に配送する

 2.錐体外路との関係から共同運動の中枢

 3.意識の覚醒や大脳皮質全体の活性化

 

◎視床下部の働き

 視床より前下方 
   第三脳室の両脇 
   第三脳室底部を形成

植物性機能に関係した
重要な神経核群が存在

 

 1.自律神経(交感神経+副交感神経)
     の最高中枢

無意識に作用する点が脳脊髄神経系と異なる

交感・副交感神経は生体の安定化のために拮抗ではなく協調して働く

 交感N  Th1L2  

副交感N 脳神経-動眼、顔面、舌咽、迷走                  S2-4に神経核

 ✴昔のことを思い出し
    ドキドキと興奮する=交感神経優位

となる仕組みは
情動は大脳辺縁系でコントロールされ
視床や視床下部と密接に関係がある。

昔の記憶が大脳辺縁系の一部に
保存されているため
これを刺激させると
感情のたかまりとともに
大脳辺縁系を介して
 交感神経を刺激するから。

 

 副交感神経優位 
     睡眠中のイメージ リラックス

2.視床下部は
   体液の浸透圧に直接の関与している

 体内の水分調節 体液浸透調整機構。         視索上核や室傍核の浸透圧受容器で
調整 
そばには渇中枢がある。

 発汗で水分減少にて
浸透圧が高くなる。
浸透圧受容器から
下垂体後葉に伝達されて
利尿ホルモン
ADH バゾプレッシン)が分泌。
腎臓からの
水分排泄規制、体内の水分量保持。

 

3.体温調節

 視床下部 
   視索前野には体温調節中枢がある。

4.空腹感と満腹感
     空腹中枢 満腹中枢

5.性機能の調整
    漏斗核刺激で
   性腺刺激ホルモン(ゴナドトロピン)
   分泌されて、性行動の亢進