それから受験が始まりました。
なんとか上手くいったかな、という手応え。


その頃、恋人の友人と会う機会があって、
こんな悩みを打ち明けられました。


その友人には彼女がいるけど、鬱病を抱えてると。
会いに行っても毎回会えるわけではなく、時々家族から「今日は会わない方がいいと思う」と告げられる、と。


どんな鬱病のタイプなのか、そもそも鬱病って物の知識をあまり知りませんでしたので上手な回答は出来ずにいましたが、私はこんな話をします。


「もしかしたら、人を拒む事があるんじゃない?傷つける言葉を衝動的に見境なく言っちゃうとか…塞ぎ込んでて部屋にこもったまま出てこないとか。」


なんとなく合致したのか恋人の友人は頷きます。


「うららのお姉さんも大変だったもんな。」


恋人は言いました。


「あー…思い出したくないけどね。修羅場ってヤツをたくさん見せつけられたから、もうお腹いっぱいだよ。」


私は苦笑いです。


恋人の友人もふららの話は知ってました。


「お姉さん、そんなに酷かったの?」
「目も当てられないっすねー。」私は即答です。


さすがに愛犬の事とかは話せませんでしたが、とにかく毎日が非日常だったのを回想しました。


恋人の友人も、彼女に対して少し考えを改め始めたのか、うーん…と唸ってます。


結婚も視野に入れていたそうで、
でも家族が「会わない方が…」と止めに入るほどとなると、相当重いのかもしれないと思ったのでしょう。


その友人は結果的に彼女と別れることになります。
ご家族も納得というか、仕方ないよねって言ってたそうです。


一方、ふららは再入院してますが病院では施して貰える治療という治療を受けて高額な医療費の請求が毎月我が家へ届くという状況でした。

母はずっと暗い表情、父も好き勝手なふららに怒り心頭です。

昔こそ面会に行くのが少し楽しみだった時期もありましたが、この頃はやはりそれまでの悪行の数々を許せずにいて面会する気も湧きませんでした。

両親だけは面会へ時々行ってたのですが、
私に声が掛かる事はありません。


まだふららは離婚も成立してなかったので両親が役場へ様々な手続きをし、一方的に離婚をさせないようにしてました。

そして、医療費の請求もふらら夫へ正式な段取りを踏んだ上で行う事に。


当たり前と言えば当たり前ですよね。
逃げてばかりで許されるわけではありません。