1日休んでも身体はまだ痛いままです。


なりを潜めてるふららは大人しく寝てます。


朝の身支度を済ませ、母と学校へ行きます。

「大丈夫?」
母は聞きます。
「痛い。」
ボソッと私は返しました。

車中は無言です。


クラスについて友達がすっ飛んで来ます。

「大丈夫?うららの家の事だから何かあったんじゃないか心配だったよ!!」

身体を触れられると痛い痛い…

苦笑いしながら
「大丈夫。階段から落ちただけだよ〜。洗濯物を踏んずけちゃっただけ!」
おどけてみせます。


本当は「家庭内暴力」を暴いてしまいたい気持ちを押し殺します。


けれど両親がふららを庇い続ける以上、悪事を暴いた所で何も変わらない。
期待してませんでした。


体育は見学。
ほかの授業中も座り続けてるのがやっと。


昼休みに保健室で寝かせてもらいに行きますが、
保健室を遊び場にしてる同級生たちにうんざりして屋上の前の踊り場でぼーっと過ごす事にしました。


ぜーんぜん自分の居場所ない。


そんな風に思えて学校も居心地が悪く感じる日でした。


下校時刻になっても、なんだか家へ足は向きません。


「どうしたの?」とクラスメイトに聞かれても、
「ううん、なんでもない。」
そういう風に返すので精神的にもつらかった。


クラスメイトと別れて、近所の河原でぼんやり過ごします。


あんな家になんで私は生まれたんだろう。


川が干上がっていてなんだか生臭かった。


風も冷たかった。


早く家に誰か帰ってきてくれないかな…
そんな風に思いながら時が過ぎるのをただただ待っていた。