〝ラーメン風景〟なんて


「この人おかしなコト言ってんな」




そう思うかもしれません。




いいんですいいんです。


ホントにそう思うから書くのですグラサン




今私が働いているラーメン屋さんで知った

初めての風景があります。




前にも触れた気がしますが

まだ言い足りない気がして

今日も書いちゃいます照れ




それは開店直後の一回転目です。




開店直後、


奥からお客様が座っていって

出来上がったラーメンが徐々に置かれて

ひとり、またひとりと

ラーメンをすすり始める。



それを

手前からでも奥からでも

その一直線を眺められるのが

とっても好きです。



目・耳・鼻。


景色・麺をすする音・スープの香り



三位一体の幸せ。




食べる人、


そして従業員も


みんながラーメンに集中する時間。



作る側と食べる側


それぞれのベクトルが


ぶつかる、というか融合する時間。



すんごく素敵。


大好きなんです。




先日、マスターが教えてくれました。



「ウチの店は雨の日と

野球とかサッカーの試合がある時は

お客さんが来ない」と。




そらそうだ。



スポーツ観戦は集中が必要。


それはラーメンと同じだから。



ラーメンを愛する人ほど

きっとそうだろうなと思いました。




ラーメンって


作る側と食べる側の熱量、意気込みが

近いんじゃないでしょうか。



時間をかけて作ったものを

素早く味わう。



その瞬間が大切。



ラーメンファンって

結構熱心なイメージがありますよね。



この一杯に

どちら側も

賭ける、挑む。



作る方も

食べる方も。




それがラーメンの魅力です。




おしまい照れ