✨2023年10月29日(日曜日)は旧暦9月15日!・・・ってことは❓❓❓
「望=十五夜」にあたるので、この日の夜は満月🌕です。
昨夜【2023年10月29日(日曜日)】は部分日食で今夜は満月🌕
空気が澄んでいる季節にピッタリの夜です。
 

近年では「満月🌕の夜」と「新月🌑の夜」を指す、
『ボイドタイム』という言葉が使われだして、
【魔の時間】とか【神秘的な時間帯】などの考えも加わりました。
 

ボイドは英語でいう「VOID」で、
「空」あるいは「空白」という意味であり、
「月の力が発揮されない時間帯」、
そして「月の力が無効になる時間帯」を指します。

海水の満潮と干潮にも影響することもあって、
『ボイドタイム』に大事な決定は避けたほうが良い!
なんてjinx(ジンクス)もあります。


この国でも、満月の夜は「事故が起きやすい」とか、
「赤ちゃんが生まれやすい」などと言い伝えがあります。
これって、実際に言い伝えどおりなのでしょうか?
 

満月の日とか、その前後の日に出産率が上がるのなら、
『ボイドタイム』に出生日時が重なるはずですが、
実際に証明されているのか?

また、満月の夜に救急車の出動件数が増えているのか?

「出生数」も「救急車の出動件数」も、
実際には「満月」との因果関係は認められていないのです。

このように、いい加減な話とか、典拠が明確ではない、
「〇〇では……」とか「〇〇には……」といった表現によって、
信憑性を持たせる情報操作の典型例なのでしょう。
 

そのような情報に添えられる、
出どころに辿り着けない引用付きの話題は、
取るに足らない情報に添えられた演出であって、
このような操作とかコントロールといったものは、
昔から行われていたようです。

それと似通ったものと言うか、
同様に使われたものが、
マジックであったり、騙し絵であったり
占いでもあったという話です。



ただ、いい加減なものばかりでもないので、
それらの情報を採用するかいなかは、
結局は自己責任ということでしょうか。
 

つまり、政治家であれメディアであれニュースであれ、
用法用量を守り、鵜呑みせずに吟味せねばなりませぬ!
……ってことで、肝に銘じておきましょう。満月

くだらない話題にも関わらず、
ご覧いただき恐縮です。