鬼神(キシン,キジン,おにがみ)というコトバがありますね。
鬼神(キシン,キジン)と音読みした場合は、天地万物の霊魂や✨神々・神仏
を意味するみたいです。「鬼神」には、「👹=鬼」や「霊魂
」とか「✨
=神々・神仏
」といった霊妙で神聖な意味合い(含意=implication)があるような?
そして、「おにがみ」と訓読みにした場合は、目に見えない精霊あるいは荒々しく恐ろしい神を意味するそうです。
言葉には明暗とか寒暖といった対極的、対比的な表現があるんだけど、白と黒、左と右といった二極的で単純な表現が使われやすい。シンプルな表現を使ったほうが単純に伝わりやすいという利点があるのだろう。
でもね、表現方法って実際には二極的に判断できるものよりも複雑で多段階に分かれていることのほうが圧倒的に多いんだよね。たとえば、自然の色の変化。植物の葉の色とか花の色の変化や違いなんて、時間とともに変化して鮮やかさを増したり褪せたりしている。
つまり、単純化された言葉は伝わりやすいけれど、微妙なニュアンスまで伝わってくるいるかというと、舌っ足らずな部分も少なくないと感じている。情報を伝えるだけなら単純化された言葉のほうが優位だけれど、人と人のコミュニケーションとなると、グラデーションのある言葉のほうが細やかな遣り取りができるように感じているので、お客様との会話においても心がけたいと。
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