どーもです!、
Uranaiyer UKYOU =占い家&うらない屋の右京にございます!
またしても懲りずに、周回遅れの記事ネタで申し訳ないのですが、
今や「安定の周回遅れの記事更新」として、ご笑納いただけると幸いです。
……このような文言で下書き保存をしていたのですが、
周回遅れどころか月遅れの投稿になってしまって本当にすみません 🙇
というワケで、ひと月前のことですが、
去る9月10日は旧暦八月十五日でした。
「旧暦の十五日」は、十五夜で「○望(ぼう)🌕」の日が多い
ということで、
今年の旧暦八月十五日も「🌕満月」の夜でしたね。
旧暦八月十五日、=「🌕満月」❕❕・・・・・・一見すると、
当たり前であるかのような話なのですが、
裏を返して考えると実は、
「旧暦の十五日」といえども、
必ずしも十五夜で「○望(ぼう)🌕」の日である
・・・・・・とはかぎらない!
・・・・・・とも言えるのです。
必ずしも十五夜で「○望(ぼう)🌕」の日である
・・・・・・とはかぎらない!という一文の、
と・は・か・ぎ・ら・な・い!という文言=フレーズに
運命を感じて、Lock on
&
刮目
してしまい、
ココロを奪わてしまうほどに気になったので、
《2022年の満月🌕の日》を、
『神社本教暦』という暦の冊子で確認しました
その結果、
- 2022年01月18日=旧暦十二月小十六日午前八時四十八分【🌕望】
- 2022年02月17日=旧暦正月大十七日午前一時五十七分【🌕望】
- 2022年03月18日=旧暦二月小十六日午後四時十八分【🌕望】
- 2022年04月17日=旧暦三月大十七日午前三時五十五分【🌕望】
- 2022年05月17日=旧暦四月小十六日午後一時十四分【🌕望】
- 2022年06月14日=旧暦五月大十六日午後八時五十二分【🌕望】
- 2022年07月14日=旧暦六月大十六日午前三時三十八分【🌕望】
- 2022年08月12日=旧暦七月小十五日午前十時三十六分【🌕望】
- 2022年09月10日=旧暦八月大十五日午後六時五十九分【🌕望】
(👆中秋の名月=仲秋の名月
👆)
- 2022年10月10日=旧暦九月小十五日午前五時五十五分【🌕望】
- 2022年11月08日=旧暦十月大十五日午後八時〇二分【🌕望】
(👆皆既月食🌕⇨🌑⇨🌕=※晴れていれば、日本全国で観測可。👆) - 2022年12月08日=旧暦十一月小十五日午後十一時〇八分【🌕望】
👆上記の結果👆をご覧いただければ明らかなように、
01月から07月に至る七カ月間は見事に、
【🌕望】となる日が旧暦十五日を外しているのです。
つまり、
旧暦十五日の夜を指す十五夜は満月=【🌕望】という考えは、
♬うさぎ🐇うさぎ🐇 なに見て跳ねる♬
♬十五夜🌕お月さん 見て🐇跳ねる♬
という童謡とか言い伝え=民間伝承=folkloreなどによって、
私たちに刷り込まれた思い込みというか、
ある種のバイアス=思い込みなのでしょうね。
それと、《2022年の満月🌕の日》をご覧いただければ明らかなように、
新月の始まりである朔日(さくび=ついたち)=月齢「朔(さく)🌑」から、
満月である月齢「望(ぼう)🌕」に至るまでに要する日数や時間は、
予め決まっているというワケではないのです。
その理由は、
月の満ち欠けや「満月=望(ぼう)🌕」は、
月と地球と太陽との位置関係によって周回軌道が変化することから、
新月である「朔(さく)🌑」から、
満月である「望(ぼう)🌕」に至る
までに要する日数や時間が変動し、
13、9日~15、6日の幅で変化する
ことにより、旧暦15日と一致しない
ことが多いのですね。
さてさて、閑話休題というか、
前置きはココまで❕
ここからは、記事のタイトルであり、本題でもあって
一番に伝えたいテーマである、
『「中ほど」なのかか❓「真ん中」か❓』
……という話題に入ります。
記事の冒頭でも申し上げましたように、
ひと月近くも前のことですが、
去る9月10日は旧暦八月十五日で「満月=望(ぼう)🌕」だったので、
メディアでもSNSでもblogでも、「中秋の名月🌕」や「仲秋の名月🌕」といった
言葉が頻繁に流れていました。
旧暦八月の満月を「中秋の名月🌕」とか「仲秋の名月🌕」とか呼ぶのって、めっちゃややこしい&紛らわしいなぁ❕❔ って思っていました。
さらに、「中秋の名月🌕」という表記が標準化しつつあることに対して、
あの気持ち悪さが甦ってきたのです。
ネットやメディアでは、
「中秋」という表記が正しい!という見解が圧倒的で、
実は「仲秋」という表記が正しい!という意見は残念ですが
見当たりませんでした。
さて、中国に由来し、
中国伝来ともされている陰陽五行理論を拠りどころとして、
研究を重ね続けつつ、
占いを生業として暮らしております占い家/占い屋 右京は、
漢字の成り立ちや文字の意味に関することになると、
普段の薄らボンヤリとした雰囲気とは違って、
両の眼をシッカリと見開いて食いつき、
ウンと集中したり、神経質になるところもあるのです。
とは言え、もとが薄らボンヤリとしていますので、
雰囲気そのままに、理解に時間を要することが多いのです。
例えるなら、牛さんが反芻を繰返して消化をするような感じで、
咀嚼したものを喉に流し込んで消化しないと吸収できないのです。
牛さんに例えるほどの逞しさは無く、
ロバさんとか豚さんのような体形でありなから、
それで牛さんレベルの消化機能を必要としているわけですから、
消化効率の悪さは推して量るべしです。
さらに年齢もありますから、
自虐プレイに興じるジジイ状態かもしれません。
老いたロバさん的な占い屋が、ちょうど食(は)み続けているのが、
「中秋の名月🌕」と「仲秋の名月🌕」という、二つの言葉です。
「中秋(チュウシュウ)」と「仲秋(チュウシュウ)」とは、
同じ意味なのか違うのか❓
同じ意味で無ければどう違うのか❓
・・・・・・という具合に反芻(はんすう)しているのです。
「そんなことは、どぉーでもええこっちゃろっ」
・・・・・・と言われたら、
それはそれで反論する気にもならないのですが、
「ふぅーん、なるほどなぁー」・・・・・・って思っていただけるなら、
それだったら、とてもとても
とっても
うれしくなるでしょう。
という次第で、もう少し読んでって下さいませm(__)m
さて、元来は「仲秋の名月🌕」という表記のほうが、
「中秋の名月🌕」よりも一般的でしたし、
「中」も「仲」も両方とも常用漢字であり、敢えて一方に統一する
必要性を満たす理由は無いのですね。
にもかかわらず、
「仲秋の名月🌕」という表記が⤵減ってしまい、
「中秋の名月🌕」という表記が⤴増えていて、
それがあたかも一般的になっていることに、
何らかの思惑が隠されているような、
薄気味悪さを感じてしまうのです。。。
。。。と書くことのほうが薄気味悪いわ!
・・・・・・なんて、思われても困るので、
「中」と「仲」の字義を比較しながら、話をすすめましょう。
続きまして、
上記をのとおり、【中】の解説と【仲】の解説を比較していただくと明らかなように、
元々は「仲秋の名月🌕」という表記のほうがスタンダードであったのです。
実際には、「中秋(チュウシュウ)」のほうが、
「仲秋(チュウシュウ)」よりも多く使われていました。
テレビも新聞もネットメディアも、「仲秋の名月」という表記が一般的だったのです。
二十年以上に亘って、
陰陽五行思想と暦(こよみ)を読み続けている占い屋が危惧していることは、
「中秋の名月🌕」という表記のほうが、それがあたかも一般的になっていることに、
何らかの思惑が隠されているような薄気味悪さを感じてしまうのです。
なぜなら、
この国の教育行政と教育業界や報道に対する
不安や不信感が拭えていないこと、
それが根本的な理由だからです。
抜本的な理由というのは、今から20年前の2002年、
「円周率は3」という騒動の記憶が残っているからです。
3,14だった円周率を、「円周率は3」として学ぶことになります。
というニュースが流れて騒動となり、以来9年間にわたって混乱を生じました。
この国は、子どもの知能を発育すること棄てようとしているのか❓
という不信感が拭いきれないでいるのです。
杞憂だと言われそうですが、私自身も杞憂であることを願っています。
ですから、
「仲」という漢字を[常用漢字・教育漢字]から除外して、
「中」という漢字に一本化するというような暴挙はしないと思いたいのです。
余談ですが、
現在のカレンダーに使われているのは太陽暦=新暦・現行暦で、
明治の改暦以前に使われていたのが太陰太陽暦です。
そして、太陰太陽暦を作成する目安となっているのが、
地球と太陽の位置関係に基づく黄道十二経です。
さたに、
黄道十二経を四つのシーズンに分けて四季を表す季節、
黄道十二経を十二に分割して節月を表す気節、
黄道十二経を二十四等分した二十四節気、
黄道十二経を七十二等分した七十二候。
これらの暦(こよみ)の言葉を、来春から記事に加えようと考えています。
記事のネタを増やし過ぎるのも無理がありますので、
ウィキペディアの情報や暦のサイトとリンクも視野に入れて、
無理や負担にならないように、
それに備えて、リハビリ的に記事を更新したいと思っています。
それと、コラム的な500文字程度の短文記事を心がけようと考えています。
以上です。
ご訪問ありがとうございます。