📚三省堂さんには『三省堂 Web Dictionary』というサイトがあり、そのコンテンツの一つである「今日のことば」には、日々二つの言葉が紹介されるので、これをリツイートしたりコピペしてFacebookに紹介記事を投稿するのが、私の【モーニングルーティン】の一つになっています。
📚きょう5月7日の「今日のことば」は、
- 🔹いい面の皮だ
いい面（つら）の皮（かわ）だ 《慣》
- 🔹懇ろになる
懇（ねんご）ろになる 《慣》
という慣用句でした。
📚🔹「いい面の皮だ」も🔹「懇ろになる」も、朝から目にしたくもないし耳にしたくもない「ことば」だけど、何か引っかかるものを感じていたのです。でも、「それ以上は考えんようにしとこ」って、いったん封印したのです。
📚というのも、きょうが休みだったから。。。「きょうが
」、「休み」「だったから」。。。「」。。。「」。。。ゴールデンウィーク中も店は開けていましたが、「仕事で疲れた」というよりも、「
コロナウィルス騒動で疲れた」という状態でした。
📚それでも、休店日に所用を片付けるようにしているので、一つ目の記事を投稿してから出発。で、所用を済ませて最もどってSNSをチェックすると、「それ以上は考えんようにしとこ」って封印していたことにコメントが入っていたあのです。しかも、【引っかかるもの】というのは、これですよねという感じのシュートが、見事に突き刺さっていたのです。
📚SNSで、思考をアシストして頂いくといった経験は少なからずあるのですが、今回のように直球ド真ん中的な、思考の核心を頂戴できたのは、キ・セ・キというものでしょう。
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🔮命術と🎲卜術と🔎相術を交えて占う、
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でもあります、
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📚そして話を本題に戻すと、🔹「いい面の皮だ」と🔹「懇ろになる」という【引っかかるもの】に対して、《二つとも「死語」になりつつあるような・・・・・・というコメントを付けていたのです。
📚🔹「いい面の皮だ」と🔹「懇ろになる」という【引っかかるもの】に命中したのが、「恥」という概念だったのです。たしかに、🔹「いい面の皮だ」と🔹「懇ろになる」という【引っかかるもの】に共通しているのは、種類の違う「恥」なのです。
📚そして、ふと思いついたのですが、
・🔹「いい面の皮だ」と
・🔹「懇ろになる」には、
人として、相反する二つの価値観や生き様があるように思うのです。
📚🔹「いい面の皮だ」と思うのは、
・恥を恥として戒める武士道的な価値観。
🔹「懇ろになる」と思うのは、
・恥よりも財を重んじる拝金主義的な価値観。
📚この二つにまとめられるんだったら簡単ですが、実のところは二つの価値観を配合するサジ加減によって行く通りにも分かれて、ひとの考えや言動に反映されているような気がします。また、職業倫理を貫いた果てに命を絶つというような武士道的な価値観を、嘲るように切り捨てる風潮とか思考は、拝金主義的な価値観を象徴する事例でしょう。
📚🔹「いい面の皮だ」という言葉には道化役＝ピエロのようなニュアンスがあり、「武士のように振舞っているけど、実際のところは勘違いに過ぎないんだよね」と嘲るような意味が隠されているように思えるのです。
📚もう一方の🔹「懇ろになる」には、功利主義を装うようなズルさが隠されていて、「いいじゃないの幸せならば」で有耶無耶にしてしまうような図太さを感じるのです。
📚上記の二つの言葉の表現を変えると、「馬鹿正直」と「いい加減・適当」ということですかね。昔の映画を例に取ると、「感動モノ」と「喜劇モノ」、「健さん作品」と「寅さんシリーズ」のようなものでしょうか
📚「馬鹿正直」と「いい加減・適当」というのもサジ加減で違ったものを作ることもできます。ただ、近年はリメイク作品とかCGを使ったものが増えて、前評判を上回るようなヒット作は少ないように思います。
📚もう一歩突っ込むと、製作費よりも宣伝広告にカネとチカラが注ぎ込まれているようなところもあります。政治にしても、実予算よりも宣伝広告予算にウエイトが・・・・・・って感じですかね。
📚今の日本には武士道なんてものは無くなっていて、それを取り繕うような「武士道的な価値観」を表面的に擬装しているようにも思えるのです。その果てに、これから何処に向かおうとしているのか。。。それを不安視して悲観的になる前に、知恵を絞らなきゃいけないと思うのです。
📚おそらく、コロナウィルス騒動が収束した後に来るのは、これまで忘れられていた、家族や個人という小さな単位にフィットするものが選ばれるようになると思うのです。大衆や大多数をターゲットにしたメディアコントロールから脱却することになるのでしょう。
📚占いは、本来「小さな単位にフィットするもの」であったわけですから、基本に立ち返れば済むことですね。基本を蔑ろにして上辺だけで営業してきた方々は大変でしょうけど、前に進むことを考えましょう。
お読みいただき、ありがとうございました