🍂《 三省堂 Web Dictionary @S_WebDictionary 》さんをTwitterでフォローしているのですが、先日のツイートで、

という言葉が登場しました。

🍂辞書の解説によると、「寝覚めが悪い」は、「眠りから起きた時の気分がよくないことを意味する語。」であると。。。いつもなら、この瞬間に妄想スイッチがONひらめき電球になって、はてなマークはてなマークはてなマーク「そうかなぁ~❓」はてなマークはてなマークはてなマークって考えだしては他のことをしているうちに、いつのまにかスイッチがOFFになっているのです。

🍂いつもならば、そういうことの繰り返しで、あれやこれやと脳裡にアップ浮かんではダウン消えているのです。それでも、頭の回転が良ければ、アップ浮かんできたタイミングでメモメモを取り、サクサクと処理できるのでしょうね。

🍂ところがマヌケなワタクシでも、奇跡キラキラに与かることがあるのですね。いつもなら.泡の様に、浮かんでは消えていた.。o○「■寝覚めが悪い ○o。.という言葉が、今朝はTwitterのタイムラインに貼りついているのです。キラキラ


🍂どうも、占い館ルネッサンス右京 音譜です。
今回の記事も、前振りが長くなりましたが、タイトルにも明示しておりますように、【「寝覚めが悪い」の「寝覚め」とは❓】について、少しばかり言わせてください。


🍂「寝覚めが悪い 」とは❓、国語辞典によると「眠りから起きた時の気分がよくないこと」と記されています。「眠りから起きた時」ってことならば、「目覚めの気分がよくないこと」でもいいんじゃない❓と思うのですが、それは誤用であると、カン某チョーカン的な説明しか見当たらないのです。

🍂「寝覚め」だろうが「目覚め」だろうが、「眠りから起きた時」ってことに変りはないでしょう❓……と思うのですが、「寝覚め」は「目覚める行為」で、「目覚め」は「目覚めている状態」だと、国語辞典まで国会答弁のような言い回しです。

🍂これでは埒(らち)が明かないので、それ以外の場面に置き換えることが出来ないかと考えました。ありました。「寝ても覚めても」という表現も「眠りから覚める」という表現も、「ねむり」と「めざめ」という対照的な意味を含んだ表現です。

🍂それと、ここが最も引っ掛かっているところなのですが、「寝覚めが悪い 」とは、「眠りから覚めたときの気分がよくないこと」で、転じて、「過去の行為を思い出し、良心に責めさいなまれる」という意味もあるということです。

🍂「過去にしたことを思い出して、良心に責め苛(さいな)まれる」のならば、「寝覚めが悪い 」だけでなく、「寝付き」だって悪いんじゃないのはてなマーク……と思うのです。

🍂これらのことを含めて考えると、「寝覚めが悪い 」という言葉には、「ねむり」と「めざめ」というニュアンスが含まれているという解釈もアリかと。「眠りに入る時」も「目が覚めた時」も、「気分がよくないこと」を、「寝覚めが悪い 」という言葉の意味にするとに、何か問題がありますかはてなマーク

🍂さて、ここまで述べてきた言葉と類似する表現として、「寝ること」と「起きること」を表すものに、「寝起き」という言葉があります。「寝起きが辛い」というのは、「寝たり起きたりすることが辛いという意味。

🍂「寝起きが悪い」といえば、「目覚めた時の機嫌が悪い」という意味。。。あれはてなマーク、さっきの「目覚め」でいってた話とは辻褄が合わないよね。。。と気づかれたかと。

🍂そうなのです!! 言葉って曖昧なものなのですね!?それは日本語に限ったことではなく、他の言語にも当てはまることだと思います。知りませんけど。

 

🍂もともと「けったいな人」であるが故に、昔っから変なことに喰い付いてしまう習性があるのです。理解しきれないコトバに出逢うと、飲み込めるまで噛み砕いてしまうという習性も持っているので、今回は記事にして消化しました。


🍂そういったことを考えていて気づいたのは、「ことば」は生き物であるが故に曖昧であるということです。古(いにしえ)から「言霊(ことだま)」という概念もあったようですし、人の心を支配するのも「ことば」ですから。


🍂このつづきは、いつになるか分かりませんが、おりを見て記事にできればと存じます。
くだらない話に、お付き合いくださって、ありがとうございました。