毎度どうも、
占い屋の右京(うきょう・Ukyou)です。
ご訪問に感謝します。


順風の人生を歩みつづける人

順風満帆の人生を歩んでいる人を挙げると……❓

思いつくままに数えてもキリが無いくらいに思い浮かぶでしょうけれど、
中でも還暦を過ぎていても活躍されている人となると……、

ワタクシ“占い屋 右京”の頭の隅っこというか、

記憶の片隅というか、記憶の奥座敷にドンと構えてらっしゃるのが、

俳優さんとしても活躍されている“さだまさし”さんです。
 

今年(2022年)は、NHKの朝ドラのほかにも、
夏(2022.7.15)から放映された『石子と羽男-そんなコトで訴えます?-』で、

有村架純さん演じる「石田硝子(いしだ しょうこ)」の父親「潮綿郎(うしお わたろう)役を

演じておられました。
“さだまさし”さんのファンではないのですが、
同じフォークソングを聴いていた世代として、懐かしく思うワケです。

“さだまさし”さんのプロフィールには、

[シンガーソングライター、俳優、タレント、小説家]と記されていて、

さらに[國學院大學、東京藝術大学客員教授]といった肩書も記されているのを見て、
ラブラブ老いてなお音譜という言葉がピッタリ似合いそうだなぁビックリマークって気になっていたのです。

EXPO70(エキスポ70)=1970年「大阪万博」をご存知の世代なら、

『精霊流し(しょうろうながし)』で有名なフォークシンガーとして記憶されているでしょう。

そう、フォークデュオの〈グレープ〉の一人として、1973年(昭和48)にデビューして、

翌1974年にリリースした、『精霊流し(しょうろうながし)』のヒットにより広く知られるように。

 

それ以来、昭和→平成→令和と活躍しておられるというのは、

まさに「順風満帆の人生」という表現をしても差し支えないかと……

ここに来て、ようやく記事のタイトルに結び付きました。笑

 

さて、グレープとして6枚目にリリースされたシングルが、

1975年(昭和50年)11月25日にリリースされた『無縁坂(むえんざか)』

(下記…レコードの時代ですよ!)。

 

       (左側=さだまさしさん|右側=吉田正美=現.吉田政美さん:当時23歳)

 

この『無縁坂(むえんざか)という作品に、

運がいいとか悪いとか

人は時々口にするけど

そういうことって確かにあると

あなたを見ててそう思う

……という歌詩(≒歌詞)があります。👉さだまさしさんは、

「歌詞」ではなく、「歌詩」と表現を使っておられます。

 

当時高校一年だったワタクシ(現・占い屋右京)は、

『無縁坂』の歌詩を最初に聴いた時に、

確かにそうだよなぁ~って思いました。

 

逆風の人生を歩み続けた時期

『無縁坂』は、恵まれない境遇に挫けず、

直向きに生きてきた母を讃えるものです。

それを、我が母の人生に重ねて、

感じるところもありました。

……この記事を打ちながらも、忸怩(じくじ)たる思いが……😢…😢…😢


母も母方の祖母も配偶者を喪いながら生きてきて、

父方の祖父母は長男、次男を喪いながら、

私たち兄妹を育ててくれました。

 

私はと言えば、その思いに報いることもなく、

波のように押し寄せる不運の連続で、

まさに「波乱万丈」「艱難辛苦(かんなんしんく)の人生」

という表現がピッタリ似合うものでした。

「そんな人生から脱け出したい」という一心で、占いに興味を持ったのです。

 

 

風を受けてチカラに変える生き方

 

人間、生きていると、運の良い人と悪い人がいて、

良い時もあれば、良くない時もあります。

 

また、

何をやっても上手く行く人もいれば、何をやっても上手く行かないって人もいます。

 

私自身、耐えきれなくて折れてしまい、自暴自棄になったことが幾度もありました。
その人生を大まかに表したものが先ほどのエピソードです。

 

ですが、

占いを学びだしてから、

運命は変えることができるんじゃないかはてなマーク

占いは運命を変えるために役立つんじゃないかはてなマーク

と思うようになりました!!

 

ひとりっきりで生きるなんてことは、

現代社会で生きる限り、

物理的にも精神的にも難しく、

誰かと何らかの関わりを持ち合いながら生きている。
 

さみしがり屋で、独りぼっちにされる苦しさも、

優しくされる喜びや安らぎも、身をもって知り尽くしているからこそ、

諦めずに泥臭くても前に進みたい。

 

それならば、

周りとの関わり合いかたを変えることで、

運命や運勢も変わるんじゃないかと。

 

たとえば、

納得できないことに抗うよりも、

敵対しなくても済むようにスタンスを変えるとか、

アプローチの方法を工夫したり考えたりしてみるとか、

諦めないで前向きに思考すれば、

必ず結果が変わると思ったのです。

 

それを重ね続けることで運勢が変化しだして、

運命だって変えることができる。

そう考えるようになりました。

 

 

たとえば、
逆風であっても前に進むヨットのようにすれば良いのですね。

ヨットは、風上に向かって進むことができるのです。

 

向かい風も推進力に変える!

 

厳密には、

風が吹いてくる方角に対して、

45度の角度で、

斜め右方向、

そして斜め左方向という具合に、

ジグザグに進むことができるのです。

 

風上に正対しても進めませんが、

斜め方向なら推進力を生み出せて、

ジグザグに進むことで目的地に到達できる。

 

風上に正対すると、抵抗をもろに受けますが、

斜に構えることで、抵抗を抑えながら前に進める。

 

 

逆風であっても、捉え方次第。

自身の在り方、

スタンスの取り方次第で、

順風と同じように変えられるのです。

 

それって、

人間関係の悩みやトラブルにも、

同じことが言えそうです。

 

正面から互いの意見をぶつけるよりも、

身体を斜めにして受け流す。

相手との間隔を詰め過ぎずに受け流す、

道を譲り合うという感覚。

 

人間関係の悩みって、

エゴとエゴがぶつかり合うようなケースが多いですから、

譲歩し合うということも大切なのかも。

平たく言えば、オトナの対応ってことでしょうか?

 

ひたむきに生きる姿は美しくもあり、

痛々しくもありますが、

譲り合う姿には、

微笑ましさを感じます。

 

さて、

現実には、

いつも同じ方向から風が吹くわけではありません。

 

順風の時もあれば、

逆風の時だってあります。

 

ですから、風を読みながら進むこと、

得手に帆を揚げるということ、

タイミングを逃さないという判断力も必要でしょう。

 

もう一つ付け加えておくと、

相手の顔色を読むよりも、

風向きを観察して風を味方に付ける、

というのも必要なのでしょうね。

 

裏表が無くて実直な人物ほど、

常に風向きを気にせずに振舞えて、

譲歩を引き出すのが上手い。

 

それを持って生まれた気質だと考えると、

不器用な性質なのを理由に、難しいと勝手に判断してしまい、

結果として自らを型に嵌めるワケです。

つまり、個人的には縁遠いと判断し 

興味を持たないようにしているのです。

 

その思考パターンを変えることがきれば、

吹いてくる風に対して、

柔軟に対応することができて、

自分を見失わない距離を保てるように変えられる。

 

ある意味では、
草食動物が持っている、

動物的本能に通じるのかもしれませんね!?

 

近ごろのドラマ制作の世界も、少しずつ変化しだしたように感じるのです。
 

監督やプロデューサー、脚本家や主演俳優を軸とした予定調和の展開から、

それぞれの登場人物と制作側の感性と工夫を愉しめる、
そんな作品が増えたように思います。

 

色んな人が出逢う中で、

集団の磁場や気流が生まれて、

個々の配役が創り出す磁場とか風を感じながらその場の雰囲気を愉しむ。
それが、この世界が持つ本来のカタチじゃないかと。。。

 

ということで、
息苦しさを感じたら、

風を感じることを意識してみましょう。

 

草原の草のように、あるいは風鈴のように、

風を受け流して涼やかな音色に変えましょう。

 

お読みいただき、ありがとうございました。