こんにちは。
姫路の母でも父でもない、フツーの占い師・右京です。
ご訪問いただき、ありがとうございます。
先日、このようなtweetを目にしたのと、春のお彼岸ということで、
戒名(法名)について少し。。。
戒名とか法名というのは、あの世で使う名前で、ご存知かと思いますが、お寺様に付けていただくものですね。
ところが、
「これ覚えられへんやろ」って、ツッコミたくなるくらいに難しい戒名や長い戒名が多い。
- 廉正院端風聚幸大居士 …… 青島幸男
- 冷光院殿前少府朝散大夫吹毛玄利大居士 …… 浅野内匠頭長矩
- 融仙院良岳寿感禅定門 …… 石川五右衛門
- 陽光院天真寛裕大居士 …… 石原裕次郎
- 映明院殿紘國慈愛大居士 …… 黒澤明
- 泰徳院殿仁智義譲青淵大居士 …… 渋沢栄一
そう考えると、上記の丸谷才一さんが書かれているように、
- 岡倉天心 釋天心
- 画僧、雪舟 雪舟
- 藤原道長 行覺
- 鴨長明 蓮胤
……なんて良い戒名だと思います。
上記のほかにも、
- 大佛次郎 大佛次郎居士
- 幸田露伴 露伴
- 聖武天皇 勝満
……というのもありました。
そして、さっかの舟橋聖一さんは、
「坊主に高い金を取られるのは惜しいから自作でゆく」
と言って、文篤院殿青海秀聖居士という戒名にしたようです。
いくら有り難い戒名や法名を頂戴しても、あの世に行けば、院号も法号とか道号とかも取り払われて、基本は二文字の戒名だけで呼ばれるんじゃないかとおもうのです。。。『千と千尋の神隠し』で、「千尋(ちひろ)」が「千(せん)」と呼ばれたように。
そこで考えたのです。
ワタクシのような無名の占い師には、ありがたーい戒名や法号なんぞを頂戴するくことは無い。だから、戒名が必要ってことなら、「右京」というビジネスネームを使おうかと。幸田露伴が戒名を露伴としたように。
といっても、戒名を急ぐ必要もないのです。平均寿命まで生きるとしても、数十年先のことですし。ただ、自分に相応しい戒名ってなんだろうって考えたら、これもシンプルなのが良い、そう思ったのです。
それに、あの世が在るとして、姓名判断も要らないでしょうし、『蜘蛛の糸』でも戒名は出てこなかったし、行ってみんと分かりませんからね。
最後までご覧くださって、ありがとうございました。