「建礼門院右京大夫集」と「平家公達草紙」が一緒に楽しめる本です。
建礼門院右京大夫集はもう一つの平家物語と言われています。
平家物語が外から見た物語なら、建礼門院右京大夫集は宮中という内側から見た平家物語です。
なんと華やかで優雅な世界でしょうか。
外から見た平家物語(軍記物)とはまるで違います。
本は全て手持ちの本
平家琵琶
壇ノ浦
ジャパニーズ・ヘヴィメタ
櫻井亜木子
琵琶の音色も歌声もヘヴィメタです。
琵琶を弾きながら歌っていると、雷が鳴り出して雨が降り始めます。
外国人からの評価も高いです。
私は、平家物語は「壇ノ浦の合戦」から入りました。安徳天皇との衝撃的な出会いです。
その後、建礼門院右京大夫集に出会いました。
壇ノ浦
平家物語第十一巻
平家の一族は都落ちをして西へと向かっていきました。
平家物語第十巻
先に熊野の那智の沖で入水した平維盛以外は、壇ノ浦での最後の戦いとなります。
光源氏の再来とまで言われた桜梅の少将(右京大夫集で書いた。右京大夫も一躍買って広めています) 維盛は武将としての力量がなく、富士川、倶利伽羅峠の戦いで敗北。
平家一門が都落ちした後、維盛は一ノ谷の戦いの前後に戦線離脱して高野山で出家。
那智の沖に入水します。
補陀落渡海といって、死での旅でした。
一方、資盛は壇ノ浦の海で入水し、海の藻屑となります。
壇ノ浦の戦い
安徳帝の悲しみが、私に平家物語の世界にいざなってくれました。
歴代天皇の本を読んでいたら、安徳天皇の項目で平家物語の世界に連れて行かれました。
それが私の平家物語との出会いです。
その直後に、建礼門院右京大夫と出会いました。
またその頃の想い出を描いてみますね。
右京大夫は恋人の資盛を亡くして、悲しみに暮れました。
わすれがたきをいかでわすれむ
建礼門院右京大夫
ありあけの月の光の中で朝顔を見たとき
あの方との朝を迎えた忘れがたいとき
想い出すとつらいので
いっそ忘れてしまいたいのに
忘れられない
こんにちは
右京の部屋の管理人の
右京です
ご無沙汰してます
星に願いを
資盛さまのご無事を祈って
七夕飾りをしました
なのに愛しいあの方は
冷たい壇ノ浦の海に
沈んでしまわれました
小宰相のように
海に身を投げることも
できずに
この身を持て余していました
悲しみのどん底で
右京大夫は
1人傷心の旅に出ます
琵琶湖に行って
資盛さまの供養をしました
右京大夫は
「星夜賛美の歌人」
と呼ばれています
数多くの星の歌は
もしかしたら
琵琶湖で資盛を想って
詠んだのかもしれません
月をこそながめなれしか星の夜の ふかきあはれをこよひしりぬる
悲しくも美しい歌です
資盛さまに
逢いに行きたかったのに
維盛さまが……
2人は仲良し兄弟でしたが
恋のライバルでもありました
結果、資盛さまが勝ちました
あの時代
優れた和歌を詠むことが
恋の告白の手段でした
雅楽 陪臚
平安時代のオーケストラ
私が恋をしたのは
資盛さまだけですが
いえちょっと隆信さまにも
心が揺れました
維盛さまは大切な方でした
春が待ち遠しいですね
庭の水仙が咲く頃でしょうか
藤原隆信は教科書で「伝・源頼朝」などの絵を描いたと言われている有名な絵師です。
建礼門院右京大夫と
華麗なる同居人
平資盛
平維盛
平重盛
平重衡
平知盛
藤原隆信(平家ではない)
藤原定家
藤原俊成
その他大勢の平家の
公達に囲まれて
右京大夫は
過ごしてまいりました
ほんの暇つぶしの和歌の応酬
戯れの恋もどきのゲーム
右京大夫は
平家のそうそうたる
公達と
和歌で受け答えします
そんな噂を聞きつけて
人が集まってきます
噂を聞いて
右京のともに現れたのが
藤原隆信という絵師でした
右京よりもかなり年上の
大人の落ち着いた魅力に
ついふらふらっと……
父親の病気や早世で
資盛が忙しくしているので
冷たくされたと
感じたのでしょうか……
源氏物語に憧れていた右京大夫は、その時代にも既にあった葵祭に資盛と出かけます。
どうしても「平家物語」と「建礼門院右京大夫集」について書きたくて始めました。
私の生涯のテーマだと思います。
この二つをとことん知りたくて、古典文学を始めました。
源氏物語も、平家物語も、古典文学は面白くて好きです。
その中に、建礼門院右京大夫集を加えてみませんか。
建礼門院右京大夫集は、難関大学の試験問題には出ることがあるようです。
私は、高校生の大学入試用の試験問題と参考書で勉強をしています。学校で習ったのは忘れたので。
建礼門院右京大夫は、藤原北家の公家、世尊寺流。
右京大夫は世尊寺の藤原伊行と夕霧の女(娘)で、高倉天皇の皇后徳子、建礼門院に仕えた歌人です。
家紋は恐らく下り藤でしょうね
源平の争乱に巻き込まれて、恋人を失った一人の女性の生き様を見事に書き残した、歌日記的なもの。
それが「建礼門院右京大夫集」です。
第二次世界大戦後に多くの女性たちが、戦争で亡くした恋人への想いと重なり、右京大夫集が愛されたと言われています。
そんな愛しくも悲しい愛の手記、「建礼門院右京大夫集」をあなたもご一緒に旅してみませんか。
一部写真をお借りしています


























