宮森です!




「今ようやく、、、」




今日はそんなお話をひとつ。
気楽にお付き合いくださいませ。(^^)









お芝居の学校でやった舞台のときの写真です。

ぼく、18歳でお芝居の門を叩きました。

「俺ってカッコいい」という

おぞましい勘違いを手にして

飛び込んだ世界はじぶんより

もっともっともーっと

カッコいい人がいたことにより落胆しつつも

お芝居がなんなのかもわからず

がむしゃらにやってたら

ぼく、そこそこ褒めてもらったんです。




在学半年でプロの方たちと一緒にやる

舞台のオーディションに受かったり、とか

当時300人近い同期たちの中で行う

講師の方に見て頂くお芝居のテストでは

10位以内を行ったりきたりした、とか。

だから、割と優秀だったんだとは思うんです。




で、学校を卒業して

事務所に入り2年ぐらい経ったとき

NHK『ガッテン!』でガッテンボーイにして頂き

新聞にガッテンボーイのことを書いて頂いたり

雑誌やネットでぼくをインタビューして頂いたり

ゴールデンタイムの全国放送の人気番組に出て

お店や駅でファンの方に顔を指してもらったり

大好きな立川志の輔師匠とお仕事させて頂いたり。





ぼくね、今だから言えるというか思うけど

そのころかなり天狗だったと思う。笑




「皆様のおかげです」




という気持ちは当時からあったよ?

あるけど、どこかで、、、





「どうだ!俺!実力あるだろ!スゲーだろ!!」




という傲慢な気持ちがね

めちゃくちゃあったと思うんです。

あなたから見たら、売れてる方々から見たら

小さなほんと小さな世界の話かもしれないけれど

ぼくにとってはそこがすべてだったから。








そんな細く伸びた枝のような天狗の鼻は

歳を重ねるごとにことごとく

見事にへし折られました。笑




上手くいくような気がしてたことが

どんどんコワくなって不安になったり

自信があったものだったのに

それが弱点にもなっていったり

じぶん、の取り扱い方がわからなくなったり。




そんな頃を経て、ようやくかもしれません。









「ここまでやれたのは皆様のおかげでした」



ということを思えるようになったのは。

決して、ぼくの実力なんかではなかったの。

いつもぼくのブログを閲覧頂いてる方は

ご存知かもしれませんが日頃から

ぼく言うこと増えてるでしょ?

「運だけでここまで来た」って。

ほんとうに今はそう思う。運がよかったの。




ただね?

ぼくは"実力がある"って思っていた

クソ生意気な時期があって

ほんとうよかったと思うの。

その時期があったから

今こう思えるんだと思うんです。

たくさんの勘違いと根拠のない自信たちが

ぼくを奮い立たせてくれたと思うし

振り返ってみて未熟だった部分が

少しずつではありますがわかるようになったし。









だから、これからは

コワイ勘違いをせず

ただただ一生懸命にやらなきゃね。

じぶんの声を聞いて大切にしながら。(^^)





宮森右京