やっと映画「gift」の事など | うきゃらぴのマル鉄メモ(アメブロ分室)

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 ★大切なのはやめない事とあきらめない事★

最近は鉄道系ブログとして活動していましたから、このテーマで記事を建てるのはお久しぶりかも?

思えば遠くへ来たものだ
先日、14日から公開された映画「gift」の舞台挨拶を観に名古屋まで出掛けて参りました。
今年に入ってから、SKE48・松井玲奈さん関係でポツポツと、大阪・名古屋方面へと鉄ごとを兼ねて遠征に出ており、今回もその一環と言うか、なによりも「映画」という自分が割と好きだったジャンルに彼女が進出して来てくれたのが、ちょっとばかり嬉しかったというのもありました。

(「好きだった」と過去形で書いたのは、映画館に映画を観に行くと言う行為を最近はほとんどしていないから。一時期、転職をした時期などに暇をもてあまして、年間に50本近く作品を見ていた事もありました。最近、何故行っていないかと言えば、たぶん「手元不如意」とか「DVD化まで待てば充分」とか積極的に観に行きたいと思わせる理由がないからかもしれません。いわゆる名画座も最近はあまり見かけませんし。
近くにTジョイ大泉という大きな映画館もあるし、「映画の日」とかもっと活用したいとは思っているんですけれどね。

その映画をよく観に行っていた時期に「ヲタ事」に手をつけていて、同じ方を応援(今風に言えば推し)していた映画館(ミニシアター)の支配人さん(今は転職されています)とお知り合いになったり、その方のやられていた映画ミニコミ誌にほんのちょっと参加させてもらったり、取材に混ぜていただいてこんな記事を書いたりとかしていました。)

前説・その2
まあ、最後に推していたひーたんこと上杉弘美さんが2009年の春に所属事務所を退社されてから、もうヲタ活動をするものかと思っていた時期(同時にそれまでの浪費のツケを身を持って払い始めた時期でもありました)もあったのですが、「暑さを過ぎれば・・・」と言うことわざもある通り、また性懲りもなく歳を考えずにそんな事をしている訳で。(それでも以前はメインだった本人接触イベント(いわゆる握手会とか、今問題になっているやつ)は自分の体力とか歳を考えるとそろそろ難しそうなので、コンサートを観たりとかメディアを通した作品の鑑賞とかそちらの方に落ち着きそうですが。)
・・・いつの間にか、自分語り(汗)

そんな話は放っておいて、今回の「gift」はMシネマと言う地域発信の映画企画の一環になるもので、愛知で主に上映して、それを全国に広めたいと言う事らしい。
作品の主演は松井玲奈さんと並んで、ベテラン・遠藤憲一さん。
その遠藤さんで思い出すのが2001年公開「Reset」(某チームの公演ではないです) こちらもある意味、人の繋がりを題材にしていて、遠藤さんの極限状況での怪演が記憶に残ってます。確か下北沢で観たような記憶があります。強面で少しとっつきにくいような印象があって、でもテンションがあがるお芝居をされると、それがまた凄い方。
監督さんは今回・商業映画での初メガフォンを執られた・宮岡太郎さん

さて、映画自体のお話。
予告編・http://www.youtube.com/watch?v=H4chv9svTaw
映画コムによる作品紹介 http://eiga.com/news/20140504/2/

ネタバレを避けつつ、自分でイントロっぽい事を書くと
偏屈とも言える二人。
部下を怒鳴り散らす、一代で会社を築きあげた初老の男・篠崎善三
そして美しいけれど、周囲から孤立して、しかも性質(たち)の悪い借金取りに追われるキャバ嬢・山根沙織
ひょんな事から出会うことになる訳ありの過去を持つ孤独な二人。
「おまえの100時間を100万円で買ってやる」

一言だけ書かれた手紙から始まる二人の旅。
いがみ合いながら旅が進むつれて二人は徐々に『家族』になっていきます。
「プレゼントってのはな。もらう方より、贈る方が幸せなんだよ」
道行き二人の命と想いを込めたgiftは果たして無事に届くのか
100時間の旅の果てに彼女が贈り贈られたgiftとは

・・・私の表現力不足で、これで観たいと思ってもらえるのかは不明ですが、例え主演お二人のファンではなくても、観た後に何かが心に残る作品と言うのは、いまどき貴重だなと思います。
あの年間50本近く映画を見ていたころには、そんな作品が結構あったような気がするのは、私がこの作品に出てくる篠崎のように「昔の事は皆きれいに美化されて」思える歳になったからなのかもしれません。

ベテラン・遠藤憲一、銀幕ではニューフェイスの松井玲奈。
独特なキャラクターを持つ二人の演技者がぶつかり合う映画の中の『旅』
観終った後の心にはきっとなにか暖かいgiftが残.ると思います。
玲奈さんが自慢の黒髪を茶髪に染めて、いつもの優しいまなざしを捨てて役作りに徹した1本。ファン的にはストーリーとは別に作品中での彼女の表情の変化していく様子にもご注目。(何故そうなのか、ラストで理解出来ると思います。)
愛知県限定上映で終わらせず、ぜひ全国公開にと思います。

舞台挨拶の事
私が作品を観に行ったのは、笹島にある「109シネマズ名古屋」
MC担当は名古屋で活動中の芸人コンビ、ヌーボーロマンのお二人
舞台挨拶にプレス取材が入ったのは、「コロナワールド中川」なので、若干内容的には異なるはずですが
http://www.tokyo-sports.co.jp/entame/entertainment/278496/
http://www.daily.co.jp/newsflash/gossip/2014/06/14/0007053240.shtml
こちらの舞台挨拶で思い出すのは、遠藤さんがかなり玲奈さんのことを褒めていたのと、玲奈さん自身が「明るい前向きな子の役は苦手」なのを肯定していた事でしょうか。質問タイムアリ、携帯スマホでの撮影タイムありで、撮影現場のことを結構語ってくれました。(果たして玲奈さんに角材で殴られるのは、ご褒美なのでしょうか(汗))
 
ああ、うちのダメスマホではなくて、普通のカメラで撮りたかった。

祭りのあと
109シネマズ名古屋、ささじまライブの近くなので、鉄ヲタとしての習性であおなみ線に乗ったけれど、名駅の割と近くに所在。
もともと国鉄時代の笹島貨物駅の跡地を開発した一帯に出来た施設のひとつだけどあんなに近いとは。近所には新幹線や高速道路の高架も。
そしてヲタ的にはあおなみ線からJRや近鉄の車両区が見えたり、あおなみ線内でDD51の牽くコンテナ列車とすれ違ったのが高まったです。

あと、もうひとつこれから映画「gift」を見に行かれる方へ
豊川コロナワールドですと豊橋駅から無料シャトルバスが出ています。
シャトルバスの時刻表は→http://www.korona.co.jp/WorldTop/tok/index.asp …を参照(1台運行で定員アリなので注意)
帰りにふと豊橋で途中下車して、駅前で路面電車を眺めていると、「豊川コロナワールド」の名前が入ったバスが登場して、駅前でお客さんを降ろしていました。時間が割と遅かったので、帰りの皆さんかな。
これを事前に知っていれば、109シネマズの前に豊川に立ち寄れたのかも。
また、情報集めは大切よと言うお話でした。

まあ、ともかくも久しぶりに映画を観ていいなと思った一日だったし、名古屋まで来て良かったと思った一日だったかなと。
願わくばこの感想を全国の方と共有出来ます様に!

そして
こんな動きもあります→[映画]giftを映画館で上映しよう! | ドリパス
(上映リクエストには要会員登録なので、ご協力いただける方はその点をご了承ください)
https://www.dreampass.jp/m349137


そのほか映画紹介サイトに感想を書き込むなど、直に観にいけなくてもまだまだ作品のために何かやっておける事はありそうです。
もちろん、愛知県や周辺にお住まいの方はぜひ劇場まで