10月9日(日)の和歌山電鐵訪問の記事の続きです。
●貴志駅から「たま電車」に乗車
ホームに猫を祭った神社のある貴志駅から、昭和45年生まれのたま電車に乗って、
車両基地のある伊太祁曽へ向かいます。
人気のたま電車、これがお目当ての乗客の方々が多いので、あまり車内の撮影をするわけにはいきませんが、窓の間に「ねこ」型の室内灯を発見。デザイナー・水戸岡さんのさすがのこだわりと言うか、なんと言うか。
●伊太祁曽駅から徒歩移動
伊太祁曽(いだきそ)駅では「たま電車」と「いちご電車」の交換
構内にはもともとの南海電鉄の塗色のままの編成の2270系が留置されていました。
日中で3本使用していますので、平日の朝夕などはこちらが活躍するのでしょう。
ここからはお隣の吉礼駅まで、県道を徒歩移動。
途中で、撮影に向いていそうな場所を探したり、みかん畑に繋がる貨物モノレール(?)や簡易郵便局を見つけたりしながら、約20分ほどで到着。
ちょうど「おもちゃ電車」が貴志方向面へ出発したところ
一面1線の無人駅ホームで待っていると、「いちご電車」が折り返しで到着。
貴志川線の沿線には、運転免許関係の事務を司る、県警察・運転免許試験場すぐの「交通センター前」駅もあり、一見の私には判断しにくいところもありますが、人の流れは割と多い様に感じました。
(蛇足ですが、この駅には元南海の路面電車の車体が保存されているとか。
これで駅長さんへの面会と共に、また次回来る口実が出来ました(汗))
「たま駅長」の力が及ぶうちに、地元に根ざす会社ならではのきめ細かい施策と地元の皆さんのご協力で、
「みんなの電車」がいつまでも走って欲しいものだと思います。