こちらの三菱化学四日市事業所の専用線運用を担当しているのは
日本トランスシティ
(旧名・四日市倉庫)と云う会社で、こちらも2両連結でスイッチャーを運用していました。
スイッチャーが出場してきた脇を、塩浜発の石油輸送列車5284レ・南松本行が通過。
12時50分頃、塩浜からの入換要員の乗ったエチレンコキが到着して、DD51が切り離されると同時に
塩浜方にトランスシティのスィッチャー重連が取り付き、そのまま事業所へと取り込まれます。
この日は、平日でしたがJRダイヤ改正の前日でこの列車の存廃に色々噂があったようで
私や関係者の方を含めた撮影者ギャラリーが多数でありました。
私は主に、近鉄線ホームの隅っこから撮影していましたが、ヤードに掛かる跨線橋もあり
撮影ポイント的には試してみたいところでありました。
入換終了後、DD51は塩浜駅に引き上げます。
本来は午後に空となったエチレンコキの返送があるのですが、こちらは脱線事故の関連か休止となりました。
三菱化学内部の生産・製品供給体制の変更で、この列車は廃止されたと聞きます。
専用線施設がこの後にどうなるかは判りませんが、趣味的には有効活用されて欲しいなと考えます。
海山道駅の三菱化学とは反対側の出口の前には、「海山道稲荷神社」があります。
伊勢の神社・観光地巡りと四日市の専用線・三重の鉄道巡りも見るべき処がたくさんあって楽しそうですね。