都電と東京・神奈川・埼玉・千葉の各県の表示のある路線乗合バスで販売・利用されている
磁気カード式の「バス共通カード」、
全体としての周知はまだのようですが、使用している路線バス業者の一部から
販売及び利用終了のお知らせが出されています。
※バス共通カードとは
http://www.kotsu.metro.tokyo.jp/bus/fare/otoku_buscard.html (東京都交通局のサイト)
現在、カードの販売利用終了についてのお知らせをチェックしている事業者としては
○関東バス http://www.kanto-bus.co.jp/topics/ 回数券廃止.pdf
○京成バス http://www.keiseibus.co.jp/manager/detail/Info00000454.html
○西武バス http://www.seibu-group.co.jp/bus/ (トップページから)
○京王電鉄バスグループ http://www2.keio-bus.com/wnews/upload/WN1258431656.pdf
があり、各社のサイトで販売及び利用終了のお知らせが出されています。
一部では、事業者独自で販売している(紙の)回数券・バスカードの廃止なども同時に行われる模様です。
これらによると
「バス共通カード」サービス終了の概要
●カード発売期間 平成22年3月31日(水)まで
●カード使用期間 平成22年7月31日(土)まで
●カードの払戻しについて
未使用または残額のあるカードについては、使用期間終了日より5年間(平成22年8月1日~平成27年7月31日)は無手数料にて払い戻し。(平成22年7月31日(土)までの払い戻しについては、所定の手数料がかかります。) ※この部分、京成バスのお知らせより抜粋
「バス共通カード」を使用している乗合バス事業者のほとんどが
ICカードの「PASMO」を導入しており、運賃箱・整理券発行機脇にある読み取り機などで対応をしていますが
今回の「共通カード」販売・利用終了に伴って、「PASMO」利用で行われているバス利用特典サービスのバスチケット付与(回数券・バス共通カードの割引率に対応するプレミア)の増額が行われる模様です。
バス事業者によっては、まだ利用・販売終了のお知らせが出ていないところも多くて、
全体としての動きがあまりはっきりしていないところもありますし、
事業者単独で独自のバスカードなどを残す可能性があるのかはよく判りませんが、
東京・神奈川・埼玉・千葉の各県でバスを利用されている方はバス車内の表示やその事業者のホームページなどで動向をチェックされるのが良いかもしれません。
(この件についての問い合わせは、バスの運転士さんなどの乗務員さんではなく、バス事業者の営業所にされた方が良いと思われます。というのは、運転士さんなどへの情報の周知が事業者によってはまだ行われていない場合もありますので。)
私自身も地元の練馬区や勤め先の江東区で路線バスを利用していますが
見ている限りでは運賃支払いに「バス共通カード」を利用している人はかなり見かけますので
関東の鉄道での磁気式の「パスネット」や「イオカード」の廃止に追随するものとは言え
混乱がおきないようにして欲しいものだなと思います。
関西や各地方での交通系ICカードや磁気式カードの動向など、調べてみるのも興味深いかもしれませんね。
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