さて、前回の続きです。
その前に、今回の「東京総合車両センター・2009夏休みフェア」での撮影画像のエントリー、
(1)と(2)の画像をsilkypicsで色修正のうえ、現像処理したものと一部入れ替えました。
もし、よろしかったらまたご覧になってみてください。
●オハニ36 11
荷物合造車
客室部分の撮影は混雑のため、ほとんど無理でした。
鉄道の荷物輸送は一部の例外的なものを除いて、ほぼ無くなりました。
こういった荷物車で、拠点駅間の幹線輸送から、末端の支線区まで荷物営業をも行っていた国鉄ですが
「宅急便」の普及時点で、現在の宅配便業者にあたる貨物・通運業者と上手に役割分担(→利用輸送への特化)をしていれば、拠点間輸送の部分では鉄道輸送が生き残れたのかもしれないと思わないでもないです。
ただ、当時としては鉄道には「郵便輸送」分野もあったので、それとの調整の必要もあってそう簡単には行かなかったのでしょうが。
現在では、JRコンテナやスーパーレールカーゴが、そんな部分をまた利用輸送や列車買い切りという、
また違う形で輸送しています。(話がだいぶ逸れました(汗))
●その他の車両
首都圏で実際に良く見かける車両たちの検査中の姿。
E231系
E217系
E233系
主要線区の車両はJR化以後の新系列に置き換わりつつあって、
利用者サイドや現場の様々な評価の元にどんどん変わっていくのでしょうね。
今回のイベントでは、そんな移り変わりも見えたような気がします。
旧型客車の展示エリアの脇には、車籍のない入換車や旧・試験車の留置が見られます。
クモユニ143
ここら辺は形式不明です。
このエントリーを書く為に、ウェブ上の過去のイベント時の記事などを見ていましたが
鉄道博物館へ移動した保存車両や、以前に車両センターで検査や改造を受けていた車両の移り変わりなどが
その時々の様子を反映して非常に興味深いものでした。
非常に駆け足ではありましたが、「東京総合車両センター・2009夏休みフェア」関係の記事はここまでです。
もう少し私が、車両の工程関係などに詳しければ、画像で各検査職場の紹介みたいなものも出来たかなと思いますが、残念ながらやはり一般に目に付く、車両関係に興味が行ってしまって、そこら辺では内容に偏りが出来てしまったかなと思います。
その点の物足りなさ/喰い足りなさは趣味のブログの上の事なので、ご容赦願えればと(汗)。
最後に今回のイベントを企画し、蒸し暑い中で当日の運営やお客さんへの整理や説明・展示をおこわなれた、
東京総合車両センターの職員の皆さんに感謝をして、このシリーズを〆ておきたいと思います。
楽しいひと時をありがとうございました。