書かれていた情報(プレスリリース)ですが、
一見地味ながらも、結構重要な情報かと思いますので
屋島ケーブルのお話の続きを一回後にずらして、ここでもご紹介しておきたいと思います。
と云うか、ちょうど日曜日に関西線と東海道線に乗ってきたばかりなので、
自分的にはタイムリーなところもある話です。
●JR東海 2008.12.15
在来線車両の新製について
http://jr-central.co.jp/news/release/nws000227.html
「このたび、当社在来線車両のうち、国鉄時代に製作し老朽化した電車127両を廃車して、電車120両を新製すると共に、気動車10両を新製することとし、輸送サービスの向上、および、より一層の安全性の向上を図ります。なお、今回の車両取替により、電車についてはほぼ全てがJR発足以降に新製した車両に統一されます。」
これによると新造される電車は313系
同じく気動車はキハ25系という新形式。
プレスリリースには、 キハ25系は313系の車体をベースにしたものと書かれていて
両形式ともに、平成22年~25年(2010年~13年)にかけて、主に名古屋地区に投入されるとあります。
313系はロングシート・転換クロスシートなど車内のバリエーションも多く
ワンマン列車から本線系の快速列車・セントラルライナー・他社管内乗り入れまで幅広く対応しています。
(実はこの日曜日に初めて、関西線で313系のワンマン対応列車にはじめて乗りました。。。
ワンマン運転時の無人駅でのICカード乗車券の扱いが、駅の端末機へのタッチになり
イマイチ良く判りませんでしたが、これはただ見せるだけではなくて
路線バスと同じように、運賃箱に読み取り端末をつけて運転士に確認させる筋合いのものでは?
これは完全に別の話なので、またどこかで取り上げる機会があるのかもしれません。)
逆にこれと引き換えに淘汰されるのは、プレスリリースにもあるように国鉄時代の車輌群。
113系・381系こそ引退したものの、115系・117系・119系・211系はまだ国鉄時代製造のものが残っていて
211系・213系には国鉄設計をベースにしたJR製造のものがあります。
※後追記・115系は07年に313系に置き換えられていました。
現行の詳しい車輌数は把握していませんが、
文中には「ほぼ全てがJR発足以降に新製した車両に統一されます」とありますので、
211系・213系はどこら辺まで淘汰の対象になるのかなとも思います。
キハ25は車体などは313系ベースですが
武豊線に投入されるとあり、将来的にはここからキハ75系が捻出されて
紀勢線辺りのキハ40系とかが淘汰されるのかもしれませんですね。
ここら辺は具体的な情報がそのうち出てくるのではないかなと思います。
新幹線0系が引退でずいぶんと騒がれましたが、
在来線の211系や213系がJR東海管内から消えるときは
やはり「湘南カラーの完全引退」とか騒がれるのでしょうか。