【西武鉄道(3)】 ある日の所沢駅 | うきゃらぴのマル鉄メモ(アメブロ分室)

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 ★大切なのはやめない事とあきらめない事★

私の実家があるのは、埼玉県の所沢で、生まれたのは武蔵野市でしたが、まもなく所沢に転入し26歳までは、市内→西所沢→小手指(より正確には北野)と移りながら住んでおりました。

そんな訳で、西武鉄道を見て育っていまして、結構想い出はあるんですが、カメラデビューがあんまり早くなかったせいか、映像や画像の記録が残っていない事が多いです。

その頃は「西武」のクルマは自分にとってありふれたもので、「それよりは旅行先の写真を」みたいな意識があったんでしょうか、今考えてみれば結構残念です。


さて、池袋線と新宿線の乗換駅である所沢駅の構内には、機関車関係が中心の「所沢車両管理所」(89年廃止)と、引込み線の形で「西武・所沢工場」(00年機能移転)がありました。後者は駅から離れた塀の中でしたから、中身はめったに見られませんが、前者の車両管理所の方は池袋線下り線の副本線の外側に展開していた留置線や入換線などともにいつも何かしら機関車や貨車が止まっていて、通学の帰りなどに観察にいそしんだものです。(ちなみに東口は83年の開設)





↑車両管理所の建物は踏切際にあったので、こんな写真も撮れました。


セメント輸送関連列車やバラスト用の砕石輸送列車などが、古くは池袋・国分寺中継、73年の武蔵野線開業後は新秋津中継で所沢を経由して、線内の扱い駅に送られていきました。

またそれとともに、孤立している路線である多摩川線への車両送り込みや所沢工場入場のための戻し入れがあったり、西武所沢工場で改造された元西武の車両が、地方の私鉄に送り出されたりする姿も見る事が出来ました。

古くは池袋線・西所沢寄りと新宿線・東村山寄りの線路に囲まれるようにして、ラッシュ時の増結車両を留置しておくヤードがあって、朝の池袋線では2両増結とかしていたような記憶があります。(現在は留置線路の数が減って、池袋線の所沢発着列車の引き上げ線に使用)


現在は駅舎が一部跨線橋の上に機能が移り、西口駅前の賑わいも分散してしまった感じですが、所沢で過ごしていた頃はいつもここに遊びに来て、買い物をしたり駅の周りをうろつくのが楽しみでありました。

今は東口に西武鉄道の本社があったりしますが、まだ私が小学生のの頃はあそこら辺は、えらく静かな場所だったような。。。。