クリスマスカード
選ぶとき
こんな悲しいのね
「さよなら」の言葉を
足りない言葉の術の代わりに
文字に託す
選んでるうち
はじめてもらったクリスマスカード
思い出した
それはとても温かかった
なのに私は上手く愛せなかった
別れを繋ぎとめたきっかけなのに
私から手放した
遠かった
幼かった
どんな気持ちでそれを選んで文字を綴ったか
じんわり出てくる涙が「解る」と伝える
しゃがんで眺めると
どれも綺麗で
それと裏腹な
綴る文字の淋しさに
雪が栄える
こういう気持ちを
きっと恋って呼ぶ