思えば

あなたの前でしか泣いていなかった

なんにも喋らないで

ただ泣くわたしは

いつも「ごめんなさい」と言っていた

あなたは泣き止むまで


「ごめんなさい」のあと「うん」ていう

そんなことばっか繰り返してた

なだめるようにただ静かに「うん」と言い続ける

だから

いい加減迷惑かけたくなくって

もう泣かないって決めたんだ

それからだいぶ時間経って

強がること覚えたら

表情に出るのか

今度は泣き場所作ってくれた

「話したくない」と言うと

「何があったの?」って優しく言う

そう言われるとやっぱり泣いちゃって

また泣き止むまで「ごめん」と「うん」を繰り返す


そして

いつまで経っても残って取れないしこりを

あなたは魔法みたいに言葉に変えて

綺麗に消してくれる

それとお守りみたいな言葉くれる

わたしはそれを忘れないよう手帳に綴る

ちょっとしんどいとき

お守りの言葉とあなたの笑顔思い出す

晴れていれば青空を見上げて

息スーハーして

思い出と一緒に笑う

今それだけで元気が出るのは

もう泣かないで

褒めて欲しいから

会うときは笑って居たい

笑顔のときは必ず

「がんばったね」って言うから

だから

今度泣いたら優しく叱って