繋いだ手の暖かさは


思った以上に伝わって


繋いだ左手から体へ


眠るまでずっと熱かった


「不安だ」と話すと


ぎゅっと強く


「だいじょうぶだから」と言う指先は


私に伝わるようにとトントンさせる


そうされると


抱きしめたくて


抱きしめられたくなる


でも


体は駄目


心は彼に無いし


彼の心にも私は無い


それは一時の寂しさ紛らわす為の方法


それだけだから


先なんて無いし


先すら無くなってしまうから


それでも


「駄目」と言ったことに


「ごめんね」と言ったことに


寂しさ募らせて自制心保つのは


それは「何かしら思う」からだね


手は


もう繋げない


体は言うこときかなくなる


衝動なんて要らない


必要なのは時間


わたしはまだ


こころはまだ


ちゃんと「サヨナラ」言えてないから




*佳連*