夢みてるみたいに
夜中から明け方まで
歩いてた

小学校見に行こうよと
真っ暗な中
ほんの少しの街灯と
ほんの少し手が触れた

私は子供みたいに
頭撫でられて
彼は上向かないと見えなくって
彼からは私の頭のてっぺん見えてるかな


触れた手は掴まれて
指交差して繋がれて
時折ぎゅって強く握られた

小学生だとか中学生だとか
懐かしい話しながら空仰いだ
朧月でずっと綺麗に照らされて
夢みてるみたいだった

帰りはもう明け方で
朧月は隠れて
うっすらオレンジだった

もうその時には手繋いでなくて
私はちょっと寂しかった
淡い淡い初恋の続きでしょうか?

不思議なことに
私と彼はお友達

帰り際
帰りたくないとごねていたのは
いつも私
「友達と割り切った二人」
になったのに
今度は彼がごねていた
いつも言いたいこと言えずにいるの
何となく解る


でも頭撫でなくても
手を繋がなくても
私は離れないで友達で居るよ
寂しがりの彼はきっと
そうやって友達と繋ぎ止めてるのかな
不器用はお互いさまかも