二週間ぶり
あなたに会えた
昨日はずっと洋服を選んでいて
お化粧も大人っぽくかいつものか悩んでた
一時間前に到着して
馬鹿みたいにドキドキして
胸が苦しくて苦しくて泣きそうだった
部屋に入って
「こんにちは」
の一言にまた泣きそうで
しばらくは目を合わせることなんて出来なかった
お話して
恥ずかしくて目を合わせられなくて
ずっと目を反らしてて
少しあなたの方を見たら
あなたは私を見てた
ん?
って表情で
それから目を合わせて会話したら
コロコロあなたの表情は変わってて
たまらなく愛おしく感じた
入院中も今までもずっと
少しシワの入った普通のシャツに
ベージュのズボンが定番だったのに
今日は水色のチェックのシャツがピシッとしてた
ズボンもグレー系だったかな?
髪もいつもと違ったの
ボサボサやぼったい感じだったのに
ちゃんと手入れしている感じで
後ろの髪を跳ねさせていた
私はどんな顔で見ていただろう?
私をどんな気持ちで見ていただろう?
普段と表情も服装も違うあなたは・・・
患者として精一杯お話した
気づかれないように
負担に思われないように
なのに
あなたの笑顔は反則的で
感情も出さないで欲しかった
だってどう考えても報われないでしょう?
素敵な彼女か奥さんが居るかも知れない
今日はデートなのかな?
何かの記念日なのかな?
そう思わないと理性を保っていられない
何百人っている患者の中の
ただ一人の私だから
たった五分の会話だから
ずっと胸が苦しい訳が分かった
病気じゃなかったの
あなたを思いすぎて苦しかったの
押しつぶされそうな位
それでも
あなたに潰されるなら
そんな私でずっと居たい
だってあなたと居られる時間は
胸の苦しさが嘘のようにとれたから…
帰りは虚しさと寂しさでいっぱいだった
忘れちゃうから
あなたの飛び切りの笑顔
声も仕草も
ぜんぶ…
帰り際
「じゃあ二週後ね」
私「はい、失礼します」
「はーい、じゃあ」
って言ってドアを閉める瞬間に見た
あなたの横顔は笑っていた
ねぇ?
どんな気持ちだったの?
もっとちゃんと顔を見ておけば良かった
二週間苦しさに負けない分
ねぇ?
あれからダイエット頑張ってる
気づいてくれた?
帰りは洋服を沢山見に行った
どうしたらあなたに近づけるんだろうって
普段着ない大人っぽい服もみた
隣に並んでも不自然じゃないような
唯一買えたのがピアス
2連の蝶
あなたの所へ飛んでいきたくて
全部嘘や妄想ならいいのに
ちゃんと笑っていたから
頭から離れない
冷静さを保っているのが
こんなに辛いなんて
それでもこの恋は大切にしたいって
そう思う
いつだって移り気な私が
もう半年も想い続けているたった一人のひと
気ばかり強い私に
素直になる事を教えてくれたひと
ねぇ
また二週間後も変わらず笑って?