はじめは無表情で怖くて

笑った顔なんて見たことなくて絶対に嫌われてると思ってた



でも違くて、きっとただ不器用なだけだったんだ

初めて笑ってくれたのが今年の三月

その時のあなたの笑顔が最高に綺麗だった

たったそれだけで

あなたを好きになったんだ



どうしても笑って欲しくて

いつも試行錯誤で



家に帰っても思い出すだけでにやけて

顔も声も思い出せないから

手帳に日記を書くようになった



二週間に一回

たった五分弱

それでもその時間は

私にとって一日以上の価値があるよ



姉は冴えない顔だって言うけど

私は全然そんな事思わなくて

どんな表情も素敵だって思う

勿論いちばんは

笑顔だよ





今はただ

どうして良いのか解らない気持ちを抱えて

それでも、自分に正直でありたいと思う





先生が言った

「結果は急がなくて良い」

に救われたから