こんにちは!
ナースのためのこころセラピスト
繊細さん看護師の
しずくです
自己紹介はこちら~
私はこれまで、病棟勤務だけでなく
クリニック、健診業務、デイ、老健、
グループホーム、訪問看護、などなど
色々な現場で働かせていただきました。
各現場で異なる看護師の立場は
それぞれの場所で
それぞれの役割とともに
違うやりがいがあるなぁと
感じています。
なかでも私は
訪問看護の分野が一番好きです
なぜかというと
多くの場合
その方が日々帰る場所
住み慣れた場所
その方が、長く過ごしてきた場所に
お伺いして
その人の人生や価値観を感じながら
今後を考えるからです。
病院では
入院時に情報をとったり
退院前に退院指導という形で
自宅での病気とのつきあい方について
お話したりもしますが
訪問看護は
お話だけでは知り得ない
その人の人生が詰まった場所で
これからの過ごし方を考える
その人の価値観や人生に体感でふれて
考える時間を一緒に感じられる
そんなところが好きです。
(こんな風に看護師の仕事のことを考えられるようになるとは就職後の数年間は1ミリも思えませんでした。)
わたしが訪問看護師をめざしたのは
12年前の今頃でした。
今日は3月11日ですが
私は被災地で育ち
今も被災地に住んでいます。
当時は看護学生で
授業や実習が辛いながらも
当たり前のように
まずは大きい病院で働いて
救命のナースとか、急性期のナースとか
やるのかな!って燃えてました🔥(笑)
訪問看護の存在は
授業で習ったけど
すぐにご縁がある場所ではないと
思ってました。
でも、震災があって
学校から家にすぐ帰れなくなって
予定してた実習も中止
カリキュラムもすべて再調整になって
授業どころか
しばらく生活さえも
ままならない状態になって
避難所なども開設された頃
ある教科で
被災した影響で予定通りの授業を
スタートできなかったとき
当時私の住んでいた地域を含め
被災現場に来てくださってた
医師や看護師のみなさんの
往診や訪問看護に同行させていただいたり
学生ボランティアとして
活動させていただく機会があり
そのときにはじめて
患者さんに来てもらうのではなく
医療者が自ら足を運んで
伺うということについて
医療機関とは違う役割で
その重要さがあることを
自分に府に落とす感覚で感じられて
地元の
訪問看護師になろうって
思いました。
今日は
本当に多くのあらゆることに対して
たくさんの人の人生と価値観を
大きく変えた日だなぁと改めて感じます。
そのあと
私は上京して
いっぱいの経験と知識をもって
地元に帰って
訪問看護師になろうって思って
そのために
頑張っていて
病棟勤務も
激務だったけど
ストレスでご飯たべられなくても
足に持病がみつかったときも
地元で
訪問看護師をやりたい
っていうのを支えに
頑張っていたのだけど
足の治療もおちついて
看護師歴約10年が経つとともに
訪問看護師になってからも数年経つ頃
わたしは
目標が達成されたと同時に
燃え尽き感にみまわれて
自分で思ってる何倍も
その夢と
想いが
自分を支えていたことと
『こころ』の存在の大きさに
に気付かされます。
何年たっても
震災前
震災後
という年月の区切りを感じながら
過ごしていくのだろうなと
今日は色んなことを思い出す日ですが
どの時の自分のことも
大事に想いながら
過ごしたいなぁと思います。
未だに振り返るのが苦しい出来事は
その感情をそのままに
これまでは
苦しいのが嫌で 見ないように
こんな気持ちあっちいけ!
ってしてたのだけど
苦しいねって
まるっと寄り添う日に
しようと思っています。
そして
どのタイミングに何度振り返っても
仕事が辛いと思っていた時期の方が
圧倒的に多いのですが
それでも訪問看護の魅力を
たくさん感じられている自分もいて
仕事は辛いことが多いけど
やっぱり心のどこかで
わたしは看護師の仕事の全部が
嫌なわけじゃないんだろうなぁって
改めて気付かされたり、しています。
今日もまた
悩みながらの投稿だけど
想いがあるから
苦しいんだなと
今の気持ちを
そのままに書いてみました
あなたが感じている
どんな気持ちも大事な気持ち◎
まるっとそのまま
大切に…!
読んでくださり
ありがとうございました
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ナースのためのこころセラピスト
しずく