映画「ストーカー」YouTube鑑賞。
先日押入れ漁ってたら持ってることすら忘れてた「ストーカー」のDVDが出てきた。最低でもハイビジョン画質を見慣れてる目でDVD画質が耐えれるかと確認したら、かなり荒く感じて断念。そんな折Amazonのレビューをいくつか見てたら「現行 Blu-rayより画質は荒いが色調はYouTubeにアップされてるやつの方がまし」と書いてあったので、YouTubeのヤツの一部を確認したらハイビジョンほど綺麗ではないが持ってるDVDよりはよっぽどまし。
というわけで、以前ビデオやDVDでも持ってて劇場でも観たような気がするので、最低でも3回目の鑑賞となる。
記憶力に難があるのでタルコフスキーの中で最も好きな作品と言いながらも全体的な印象と断片的な記憶しかなく久しぶりに観て思ったのは、こんなに多弁で饒舌な映画だったっけ、と。
絵力が凄すぎるのか言葉が全く記憶に残っていなかった。
トロッコでゾーンに向かうイメージ。黒犬と廃墟のイメージ。水のイメージ。少女の超常現象のイメージ。そういったイメージが断片的に記憶に残っていた。
で、改めて観てみたら、ハゲの3人のおっさん語る語る。
なので「ゾーン」が何なのかはざっくりと提示される。
「ゾーン」の行き着く先には「部屋」があり、そこに行くと心の奥底の願い事がかなうらしい。
3人は「部屋」へ辿り着くも何故か目前でハゲ散らかした頭のまま帰ってくる。
案内人(=ストーカー)は地に足がしっかりついた奥方の元へ。
足の不自由な娘は、手を使わずコップを移動させる超能力を身につけていた。
願いがかなった。
か、どうか知らんがその光明なシーンは感動的だった。
唯一無二の映像体験に酔いしれましたよ、今回も。セリフは多いが映像ほど饒舌ではない。そこが素晴らしい。
SFだし、心(精神世界)の話だし、宗教好きな人にとっては宗教的だろうし、いずれにしろ人の根本的なとこを描いてるから惹かれるんだろう。たぶん。
キューブリック、フェリーニ、タルコフスキー、リンチ、これらの映像作家は別格だわ、やはり。
「サクリファイス」と「ノスタルジア」はBlu-rayあるから近日中に観たろ。