Crosscurrent (2003) / Jake Shimabukuro

ソロデビュー初期のジェイク・シマブクロ作品をUS盤で聴く二回目。2003年制作のセカンドアルバムを取り上げる。
Sony Music Japan Internationalの原盤を、コロンやピュアハートのCDをリリースしていたFour Strings Productionsがライセンスを受けUS盤としてリリースしたもの。
2003年リリースの日本国内盤と同タイトル、同ジャケットデザインだが2曲が差し替えられており、US盤ではファーストアルバムとなる前作で収録から漏れた日本盤としては二枚目のミニアルバム『スカイライン』からの2曲がここで採用されている。プロデュースは前作に続きDr.Treyによる、ハワイ録音。
1.Crosscurrent
2.Toastman's Dilemma
3.Fragile
4.I've Been Thinking
5.Wish On My Star
6.Spain
7.Mrs. Robinson
8.Skyline
9.Orange World
10.When You're Down
11.Beat Of My Heart
12.Hana
2.Toastman's Dilemma
3.Fragile
4.I've Been Thinking
5.Wish On My Star
6.Spain
7.Mrs. Robinson
8.Skyline
9.Orange World
10.When You're Down
11.Beat Of My Heart
12.Hana
前作からさらに大きく一歩を踏み込んでロック寄りのサウンドへと突き進んでおり、多くの曲でヘヴィなディストーション(歪みギターエフェクト)をかけたロックギター的な演奏を聞かせている。ジェイク自身のアーチストとして若くとんがった感性の表れと同時に、彼のためにハワイの老舗メーカー(カマカ)が恐らくはハイエンドのギターから新しい技術的進歩を大胆に取り入れて制作したであろう楽器自体の進化も大きかったことだろう。従来のウクレレにヘヴィなギターエフェクトをかけても、このようなサウンドには耐えられなかった筈だ。
ラスト12.は前述の通り楽曲をわざわざ差し替えてまで収録した喜納昌吉&チャンプルーズ による沖縄ロックのカヴァーで、ジェイクの沖縄からのハワイ移民5世というアイデンティティ意識を感じさせる選曲。いつもにこにこと明るい笑顔のイメージのジェイクだが、実は相当にとんがった内面を持つアーチストなのだろうな、と想像する。


