今日のお花 ヒルザキツキミソウ


こんにちは!

医師事務作業補助者マノアですニヤリ



先日 X (エックス・旧Twitter)に

高齢患者に胃瘻造設をしたがるのは

保険点数稼ぎ!医者の儲け主義!

だという批判ポスト(Tweet )に対して

同調のリポスト(リツイート )が

連なるのを見ました


Xて ややこしなーショボーン



急性期医療を担う病院は

治療を望む患者を受け入れ

治療を行うのが役割なので

患者をできるだけ死から遠ざけるために

今できる医療を提供書します



口から水や食事を摂取できないと

患者は 何も与えなければ

衰弱して亡くなりますおばけくん


なので食べる代わりに

胃瘻や鼻の管から

成分栄養を摂り入れる

中心静脈カテーテルから

栄養輸液を投与する

方法があることを

医師は提示します


もし患者や患者家族が

そういった治療を希望しないなら


急性期を過ぎたら

退院なり転院なりを

医療相談の担当者が

親身に相談に乗ってくれて

行き先を探したり紹介したり

とことん援助してくれます


ただ

患者さんの状態によっては

受け入れ可能な施設は限定され

細かいことは要相談 となり


料金的な問題なども含めると

患者や家族の希望通りには

行かないかもしれません



最初から延命治療が嫌なら

食思不振で救急車 呼ぶなよ!

・・とまでは言えませんが


家で親族を看取る覚悟がないのに

あーだこーだ言ってほしくないキョロキョロ


ホスピスを探すか

医療付きの高級な施設に

入れてやってください‼️

と言いたくなりますえー




うちの義母の場合はと言うと


看取りの方針 としてもらったものの

基本的に丈夫で免疫力が高かった義母は

微量の食事で懸命に生き続け

ついに入院期間が90日を超えました


このまま入院を続けるわけにいなかい

死ぬのを待っているようなものだもの

お世話になったスタッフのためにも

動ける時に動いた方が良い


そう決めてしまえば

もやもやした雲が晴れる様に

目の前が明るくなって

一度は中断した転院の方針を

検討し直して頂きたき と

MSWに動いてもらうことに


その翌日に 午後から休暇をとり

目星をつけていた療養型病院に

面接に行きました


そこからは トントンと


バルン(おしっこの管)が入った状態

胃瘻も中心静脈カテーテルもせず

誤嚥性肺炎や窒息を覚悟のうえで

できる限りまで経口摂取

心肺停止時は延命措置をしない

という希望で受け入れてくれる

療養型病院に転院となりました


世帯分離をしたため

非課税世帯 ということで

義母の医療費の負担は

最少になりますが

寝衣やオムツなどアメニティ?

諸経費と合算すると

1ヶ月の費用は約12万円

それでこの地域では激安びっくり


これ以上 何を望むものでしょうか

感謝 感謝照れ




転院はストレッチャーで

介護タクシーには夫が同乗し

私は自分の車で移動


介護タクシーに揺られての約30分は

夫が母親と過ごした最後の時間

となりました