前回までのあらすじ・・・ユングの「イドオーバル」で遺跡周辺に展開するバトルスーツのすべてが、リキボットただ一機を残して活動を停止してしまった。ユングの攻撃から辛くも逃れた月音の月光であったが、機体の損傷がひどく不時着・・・月音からのSOSをキャッチしたウクレレは救助に向かうのであった・・・・
ウクレレは木々の影に隠してあった月光を確認した。月光は激しく損傷している・・・・頭部は歪み、左腕と腰、左足のパーツが脱落、フレームが一部露出している。すぐにウクレレは月音を発見した。「月音隊員、しっかりしろ」ウクレレは倒れていた月音を抱きかかえると、優しく頬を叩いた。月音が薄目を開けて弱々しく答える・・「隊長・・・ピグ軍の謎のバトルスーツの攻撃で・・戦場のスーツはすべて身動きが取れなくなってます・・」そこまで話すと月音は再び意識を失った。「ウクレレだ 月音隊員を無事保護した そちらに戻る」ウクレレはストロー隊員に連絡するのであった・・・・
いったい何が起きているのだ・・・・ウクレレは月音を抱きかかえ考えるのであった。
場面は変わり、遺跡内遺跡・・・謎の神殿である。タッチの差でバンを止めることができなかったまあみは急いで自機のスーツ「熱情」に戻ると、超古代の謎の巨人ロボットを押し戻そうと奮戦していた・・・・
熱情は巨人ロボ「アンゴルモアGR」の巨大な拳、メガトンパンチをまともに喰らってしまった。普通のバトルスーツなら一撃で粉々、パイロットは即死であっただろう・・・しかし熱情は突撃型の強襲バトルスーツであり、その装甲は恐ろしく頑丈である。また打撃の寸前で装甲を、変形時に見せる流体化させることで、その衝撃を受け流していたのだった。しかし遺跡に到達するまでのガーディアンロボとの戦いで消耗していた熱情は、この一撃で限界を迎えていた・・・・腕部の関節に亀裂が入り、左足の関節は蒼く発光しはじめている。
「待てっ バン!」叫ぶまあみ・・・・しかしアンゴルモアGRは神殿の壁を壊しながら地上へと進んでいくのであった。
「ちっ」まあみは熱情をフェニックス形態に変形させて追跡しようと試みたが、装甲が流体化することはできても変形することはできなくなっていた。まあみはシルバーに連絡を入れた「キャプテン、バンを止めることができませんでした 奴は遺跡ロボに搭乗して地上に向かってます」
先ほどまで周辺に作用していたピグ軍のジャミングも、皮肉なことにユングのイドオーバルの影響で解除されている・・・・
「まあみ無事か?私も補給が済みしだいそちらに向かう 地上ではどういうことか二機を残し、すべてのバトルスーツの動きが止まってしまっている 1機はピグ軍の巨大バトルスーツ、もう1機は所属不明機だ ピグ軍のバトルスーツは狂ったようにあたりを破壊している もう1機がそれを止めるために周囲を旋回して攻撃しているようだ 我が軍のバトルスーツは撤退行動中だったが一部逃げ遅れた仲間が擱座している
救出のため地上に向かってくれ 私もあと10分で到着する」 「了解」 まあみの熱情はアンゴルモアが壊しながら進んでいった大穴を辿りながら地上へ向かった・・・・
まあみとの通信を終えたシルバーだったが、状況の悪さに頭を抱えてしまっていた。海賊軍は優れた兵士の集団ではあるが、バトルスーツは旧型であり、現代のスーツと互角以上に戦えるのはまあみの熱情と自身の乗るキングヴォルフのみである。しかしキングヴォルフは先のバンとの戦いで損耗していた。補給を終えても100パーセントの力は出せないであろう。また、まあみは連絡の中で心配かけまいと報告してこなかったが、あの遺跡に飛び込みガーディアンロボの群れと戦闘したからには相当に傷ついているにちがいない・・・シルバーは考えた込んでいたが、決心すると「やつら」に連絡するのであった。バンの遺跡接触を止められなかったのは明らかな作戦失敗だが、今はとにもかくにも擱座している仲間を救出しなければならない・・・・謎の攻撃や、遺跡ロボと渡り合えそうな人物は「やつら」以外にいないであろう。
「やつら」とは・・・そう、あの戦時中に敵味方から共に恐れられた超能力部隊「亡霊兵士」である。
「亡霊兵士」・・・・正式な名称は「超能力部隊ダルダール」である。ダルダールとはカッパ族の言葉で神の力を意味する。彼らはアイランド星や捕虜になったピグ国兵士の人間族を実験対象にして、カッパ族の血液を輸血することで超能力者を人為的に作る「ダルダール計画」により産み出された。被験者は推定であるが2千人といわれている・・・・その多くは実験中に死亡してしまった。この非人道的実験は当然、極秘とされ超能力部隊の存在は一部の軍高官しか知らないことであった。元来、人間にカッパ族の血を輸血すると死亡してしまうことは知られていたが、極稀に死なずに超能力を身につける者が現れる・・・という事実からこの実験は行われていた。また、死亡直後の人間に強制的に輸血を行うとゾンビのように生き返り復活して能力を得る・・・という現象も確認できたのだった。この場合は輸血実験で死亡した人間は含まない。
輸血失敗の場合、被験者は爆発か溶解してしまうので無理なのである。2千人といわれた被験者のうち成功して超能力を得たものは24人といわれているが、初期の超能力者は能力のコントロールがうまくいかず、暴走して敵味方問わず殺戮をくりかえしたり、能力の使い過ぎで急速に老化して死亡する者、オーバーロードして大爆発をする者などがいた。最終的に実用可能な超能力兵士は3名のみ残った。それがダルダール部隊である。彼らはその思考をアイランドの遺跡から発掘されたオーパーツにより制御されていた。そして軍の命じるままに戦ったのである。しかしそんな彼らに転機が訪れた。最後に誕生した超能力者ハピがオーパーツの精神制御から目覚めたのである。ハピの能力は精神を自由に操るものである。その力がオーパーツを上回ったのだった。目覚めたハピは仲間の洗脳を解いていった。仲間とは「ミズナム」と「アポ」の二名である。ミズナムは自らを光の粒子に変え、光速で移動することができ、さらに周囲の光を自由に操る能力がある。アポは実験体の中でも最強のテレキネシス・・・念力の持ち主であり、その力は戦艦をねじ切れるほどであった。また三人共に基本的な体力、運動能力は軽く人間を凌駕しており、垂直跳び10メートル、幅跳び50メートルである。そんな彼らは戦いに嫌気がさし軍を脱走したのであった。
彼らは戦後、その能力を活かして探偵所を開業していた。戦後は各星国ともに世の中は混乱して様々な事件がおきていたので、彼らの活躍は人知れず多くの人を助けたのである。シルバーは海賊業の中で裏社会のつながりから、彼らの「ダルダル探偵社」を知った。そして彼らがかつての超能力部隊であることも察したのである。実はシルバーは彼らが苦手であった。彼らはイデオロギーや国家というものを超越しており、そういうものに対してひどくドライである。

ここはダルダル探偵社の本部・・というか秘密基地である。彼らの拠点は各惑星にあるのだが、この本部はアイランド星の衛星軌道上に散らばる無数の岩塊の一つをくり抜いて作られている。元は戦時中のアイランド軍の基地であった。今、探偵社所長のアポはシルバーからの通信を受けているが、この通信も各惑星の拠点を複雑に介して行われており、この場所を探知されることはない。
シルバーは現在の状況と依頼内容・・・仲間の救出・・・を簡潔に話した。「ギャラ高いよ」アポはとぼけた返答をした。がしかし、すでにアポはアイランド星に広がりつつあるキューブエネルギーの異常な変動を超感覚で察していて、いま遺跡で起こっている戦闘が尋常なものでないと考えている・・・「わかりました 海賊の仲間を戦場から救出すればいいのですね?依頼を承りました」
これは少々厄介な仕事になるかもな・・・アポはそう思いながら仲間に話しかけた「お~い みんな起きてるかい?」
ソファに寝ころんでいたハピがあくびをしながら返答した「今、起きたよ 仕事かい?」「あー 海賊を救出するお仕事だよ」ミズナムを探しながらアポが答える。ミズナムがそのときバスルームから出てきた。「仕事?場所どこ?」「アイランドの髑髏島だよ」アポがそういうと、着替えたミズナムがリビング兼作戦室?に入ってきた。「アポ マッタリカーを準備して」ミズナムが髪を拭きながら言う。「1号で行く?2号にする?」
アポが訊くと、二人は同時に答えた「2号!」 マッタリカーとは彼らが移動に使う自動車型万能ビークルである。一応小型宇宙船をベースに作られているが、呆れるほど簡素な作りであり、エンジンはつんでいるものの実際はアポの念力で駆動している。また光速で飛行する際はミズナムの能力を使っていた。移動時には、ハピが同乗している場合に限り、その強力なテレパシーで周囲の者からは不可視の状態を作ることができる。なんとも呑気な手動?ステルス機能を備えていた。1号機は、まだ彼らが探偵社を開業する前、3人でやっていたフォークグループの巡業に使っていた車!であり、なんとも驚いたことに酸素ボンベだけ装備して宇宙船としても使用していた・・・もちろん彼らの超能力あってのことだが。さすがにそれでは不便を感じて作られたのが2号機である。2号機は簡単な武装も施してあった。これは彼らが能力を使いたくない場合に使用される。これは彼らの能力があまりに強大で、しかもコントロールが難しいので、相手を殺したくない場合や、騒ぎを拡大したくない場合に役にたつのだ。あえて言うなら手加減用である。アポは念力でガレージ・・・本来は宇宙船ドックというべきだが、どう見てもガレージにしか見えない・・・からマッタリカー2号を出してきた。
「みんな準備はいい?ダルダル団出動!」看板は探偵社なのだが、彼ら自身はこのグループをダルダル団と呼んでいた。いい加減な話である。彼らは特出した固有の超能力を持っているが、各々が弱いながらも他の超能力も有している。それを使い、彼らは「空気モコモコ」と仲間内で呼んでいる超能力の宇宙服?といえるものをまとった。目には見えないが酸素を備え、また有害な宇宙線から身をまもる装備である。よって傍目からは彼らは普段着のまま宇宙空間にいるように見える・・・・実際マッタリカーはオープンカーである・・・まったく物理をなめ切った本当にいい加減な話である。
通信を終えたシルバーに格納庫から内線があった 「キャプテン 補給作業完了しました デッキへお願いします」
「まあみ 俺が行くまで無事でいてくれ」 シルバーは宇宙船のモニターに映し出されてる美しいエメラルドグリーンの惑星アイランドを見つめ思うのであった。
遺跡外の戦場ではリキが孤軍奮闘していた。
「くそ~ 一体何が起きているのだっ」 リキの周りのバトルスーツはピグ軍、海賊軍、機械帝国軍問わず、ことごとく動けなくなっている・・それは同伴したリコ機も同様であった。「リコ 大丈夫か?」リキは無差別に破壊を繰り返すピグ国のユングを止めようと一人でその周りを駆け巡っていた。
「リキ班長 先ほどまではひどい頭痛でしたが この王家のシールドでなんとか凌いでます しかし機体は思うように動けません」
リコは王家から賜った紋章入りのロイヤルシールドを突き出して停止していた。この王家のシールドはドラミの持つシールドと同等の能力がある。あらゆる物理的攻撃、また超能力攻撃を防ぐ力があるのだ。しかしその防御能力にも限界はある・・・物理攻撃と超能力攻撃を同時に防ぐことはできず、なおかつその防御能力は機体のパワーからエネルギーを補充するため、機体の出力に比例するのだ。
「班長、このシールドで頭痛攻撃を防いでいるのに機体が動かないのは、頭痛攻撃に過大なパワーがあるのか、もしくは頭痛攻撃と機体を動けなくしている攻撃が別種のものであるか だと思われます」「じゃ なんでおれの機体は動けるのか?」リキはユングの攻撃をかわしながら通信している。ユングは眼前で飛び回るリキボットに気をひかれており、無差別破壊は注意をひきつけているリキによってとりあえずは中断している状態であった。「そんなこと わかりません バカは風邪ひかないって言うし・・・・それかも・・・」こんなときでも軽口を言えるリコはたいしたものである。「あー リコ君 きみ減給ね・・・」リキもまたピンチの中でも余裕の返答であった。「班長 なにか思いあたることはありませんか?リキボットにだけついている特殊装備とか・・・?」リキはそういわれて八ッと気がついたことがあった。そうか・・・この肩のパーツは遺跡から出土したものだった・・・これはやつのパーツの一部なのかもしれない・・・仕組みはわからないが、おそらくこの肩パーツが謎の攻撃から機体をまもっているのかもしれない。「リコ、このままではどうしようもない おれがお前の機体を抱えてここから脱出する」「しかし、班長 リキボットが注意をひきつけなければ、この場にいるバトルスーツはすべて無差別に殺され、貴重な遺跡も破壊されてしまいます
戦場の傍らにはアメーバ宇宙の世界遺産「カッパッソス神殿」があるのだ。
その時であった。一筋の光が宇宙から届くと、実態をもったビークルになった! マッタリカー2号である。
「ハピさんは幻影を見せて!」3人は着くやいなや、この現場に充満する超能力に気がついた。一人暴れるあのでかいバトルスーツがサイコパワーでバトルスーツの操縦者の脳を刺激しているのだ。ハピはユングの操縦者トムに幻影を見せて逆に精神にプレッシャーを与え、サイコパワーを止めに入った・・・・
ハピは立ち上げると超能力を行使する・・・・あのゴジラ襲来で一時的にもゴジラを足止めしたあの超能力者だ。
だる だる だ~る
周囲に広がるあの不思議な声!
ユングの肩パーツの一部が変色しはじめた・・・・トムベルベットはコックピットで幻影を見ている・・・・・
それは彼が幼い頃に遊んだ街並みだった・・・・あ~あの階段を上ると神社があって、広場でメンコをしたっけなあ~
彼は階段を上っていく・・・・そこは小高い山の上で、遠くにアドバルーンが揺れていた・・・・日曜にはデパートに連れて行ってもらいたいなあ~ 彼はぼんやりと夢の世界にいるのだ・・・・
そしてリキもその時攻撃に転じた。
リキボットがすべてのスラスターを最大出力にして飛翔しはじめた!
肩についている遺跡パーツを外して右手に握った。
それを頭上にかざすと、パーツからは魔法陣のような不思議な光が展開していく・・・・
そして水平飛行へ機体を傾け、ユングへと突っ込んでいくリキボット!
ユングからのビーム掃射をかいくぐりリキボットが高速で特攻をかけていく!
しかしそれでもビームは次々とリキボットに命中、破壊されていくリキボット・・・しかしリキはスピードを緩めなかった。
ユングとすれ違いざまに遺跡パーツを投げつけた!
意外なことに爆音も衝撃もないままに、ユングは半壊したのだった・・・左腕が脱落、頭部破損、腰アーマーの損傷・・そしてオーパーツである巨大な肩パーツが輝くを失った・・・と同時に周囲を縛りつけたイドオーバル攻撃が止んだ。その正体はサイコパワーによる頭痛攻撃と、キューブエンジンを起動不全にさせるアンチキューブエネルギー光線の複合攻撃であった。共にオーパーツから出されたものだったので、その機能が停止した途端に攻撃も止んだのだ。
「!」トムベルベットは夢から覚めた・・・・「くそ 私は幻影を見せられていたのね・・・いったい 何奴!」周囲のバトルスーツも動きだした・・・
ダルダル団は取り残された海賊たちを救出しなければならない。
海賊を追撃しようとしているバトルスーツをミズナムが破壊しにいく・・・「ロボは任せろ」

マッタリカー2号から光の矢になってミズナムが飛ぶ!
ピグファントムが横を向いた一瞬の出来事だった・・・
「光速突き!」ミズナムの背中に光る蝶の羽の様なものは超能力のオーラが身体から溢れ出ているもので、その羽に触れたものはことごとく破壊されていくのだ。
一瞬で2機のクロノスを破壊するミズナム
そしてファントムの正面に回り込みこれも破壊!ミズナムの目が妖しく光る!
そしてハピは取り残されていた海賊たちにテレパシーを送った「私たちはキャプテンシルバーに頼まれた助っ人です 超能力であなた方のバトルスーツを敵から見えなくします 今のうちに逃げてください」突如見えなくなった海賊たちに戸惑うファントムとクロノス・・・それでも消えた方向へ追おうとするバトルスーツは次々とミズナムが破壊する。
その様子を見ていたトム・・・まさか、あの亡霊兵士なのか! くそ、なんで今頃そんなものが出てくるのだ。「え~い 上空の戦艦、かまわぬから消えた方向を砲で撃て~い」この命令は無謀なもので、戦艦の砲手も尻込みした。先の説明のようにこの辺りは戦時中の砲撃で空間が不安定になっていてどんなことになるのかわからないからである・・・空間崩壊か、アイランド星の誘爆か・・命令では仕方ない・・・砲手は撃つしかないのだ。
ピグ国軍の戦艦「ラブカ」級は主砲を撃とうとしていた・・・・
船首が発光しはじめる・・・

「アポさんは戦艦を・・・・」ミズナムが叫ぶ。

マッタリカー2号で立ち上がるアポ・・・

両手を振り上げると構えをとった
その両眼が発光した!
戦艦は急速に向きを変えられた・・・その艦首はアイランド星とは真逆、宇宙の虚空に向いている・・・・

主砲は発射されたが、ミズナムの力でビームは消えてしまった・・・・
「もう撃てないようにしてあげるよ~」アポはそういうと軍艦の機関部のみを粉々に破壊した・・・上空にいる戦艦6隻すべてを同時にである・・・・そしてアイランドに墜落しないように惑星の重力下の外まで戦艦を強制移動させた。戦艦「ラブカ」級のクルーは全員唖然であった。
驚きがおさまったとき、誰からとも知れずつぶやきがもれた・・・・「亡霊兵士だ・・・・奴らがきている・・・・」ピグ国軍兵士は戦意を喪失していった。
その時である。遺跡の地面を割って巨人が立ち上がった。
夕暮れの遺跡にすくっと立つ巨人・・・GRアンゴルモア
ついに超古代の巨人がその姿を現したのだった・・・・・
出演 月音ムーンチャイルド 月音さん
まあみダーククリスタル まあみさん
キャプテンシルバー 銀狼さん
リキ班長 リキさん
リコ隊員 リコさん
ダルダル団 アトラスの剛力アポ アポさん
光速騎士ミズナム みずなむさん
精神指揮者ハピ ハピ
ユングの中の人 TOMさん
GRアンゴルモアの中の人 バンさん
ウクレレ隊長 ウクレレでお送りしました





























