私が狂ってるのなんて今日に始まったことではないですが、狂ったようにモルダウを弾いた今朝でした。通常営業です。
そんだけ練習してコレ(YouTube動画)?ってツッコミはなしでお願いします。本人がいちばん気にしています。
モルダウ弾くと嫌なことを思い出すから弾かなかったと書くと矛盾が生じるのですが、人間なんてそんなもの。3歩進んで2歩下がるとチーター(水前寺清子さん)も言ってた。
以前所属していたウクレレアンサンブルのサークルで、ボスの発案で自分達の演奏会を企画してみようということになった。何て面白いの!
お祭り野郎な私は案内チラシ作りますとか会場の下見行きますとかお客様に配る飲み物やお菓子を用意しますとゴキブリみたいにわさわさ動いた。
当時私のウクレレの腕前は今より随分劣る。アンサンブルの担当パートを8割弾ける風まで持ってくのがやっとだったのに、ボスは言った。「ひとり1曲ずつソロに挑戦しよう」と。弾き語りとアンサンブルしか知らなかった私は仰け反った。
独学初心者の私は除いてくださいあと3ヶ月じゃ無理です、アンサンブルの仕上がりを整えるほうが大事ですとお願いしたけど、少し教えてやるからやりなさいということになった。
ボスの家に呼ばれ、右手親指を弦に当てる角度が悪いとか運指のコツみたいなものを教わったりした。曲選びは、たくさんある楽譜本の模範演奏CDを聴かせてもらって、「このあたり(難易度低め)がいいんじゃない?」というアドバイスを無視してモルダウ(中村たかしさんアレンジ)に決めた。こういう曲をウクレレでやれるとは思わなかったでしょ、ウクレレ=ハワイアンだけじゃないぜ?、みたいな奇抜なことが好きすぎて、自分のレベルを無視してしまった。というか、何でも努力で乗り越えられる気がしてしまった。
その日から、1日4時間とかバカみたいに練習して、指も手首も腰も痛くなった。それほどやっても、カレンダーにあと38日、37日なんて書いて頑張っても、楽器の上達って、そんな短期間で決着つくもんじゃないみたい。
結局私は、自分が恐ろしく下手くそだということも当時まだ気づけない状態で当日を迎えた。だって、ボスが「いいんだよ躓いたって。ルバート(テンポにとらわれず自由に感情表現をするような弾き方らしい)気味に聞こえちゃうから大丈夫」って言うから、何にも分からない私はそうなんだーと思ってやった。
結果、大恥をかく。指がもつれたり途中で止まったり急にゆっくりになるのは全然ルバートなんかじゃない。ボスは覚えたばっかりのルバートという言葉を使いたかっただけだった。
大恥をかいたのは私だけでなく、なんとメンバー全員だったから、聴きに来てくださったお客様には本当に申し訳なかったと思う。
この、大恥をかいたことだけでなく、ちょっとここに書いちゃいけないだろうなという怒りで震えた出来事を思い出すから触れることのできなかったモルダウ。
これを狂ったように弾いたのは、もうそんなこと忘れていい加減前に進めやという気持ちになったのと、こんなに練習を積んできたのにまだそのレベルかい、という自分へのツッコミなのだと思います。
ま、曲に罪はないから練習曲に加えることにしよう。