Дылда
DYLDA
英題:BEANPOLE
邦題:戦争と女の顔
2019年にロシアで公開され、日本では2022年
に上映された第二次世界大戦後を描いたドラマ
映画です🇷🇺📽️
※Дылдаは英訳すると「LANKY(ひょろっとした)」
という意味だそうです
※DYLDAはスウェーデン語らしく「隠れた(hidden)」
という意味のようです
※BEANPOLE(ビーンプール)とは「ひょろ長い人」
という意味だそうです
【あらすじ的なモノ】
第二次世界大戦が終わった後のレニングラード
元兵士の主人公は、戦争によるストレスでPTSD
による発作に苦しめられながらも、周りの理解を
得ながら病院で看護師として働いている
友人が産んだ子を預かり育てていたが、ある日
遊んでいた最中に発作を起こしてしまい、誤って
子を死なせてしまう
その後、友人が戦場から帰還し、主人公の元へ
子供を返してもらいにやってくる
子供の死に愕然とする友人
やがて友人は主人公と同じ軍病院で働き始める
そこへ、入院している兵士を訪ねて妻がやって
来るが、四肢麻痺となった夫を見て今後の生活を
悲観し、夫婦で院長に安楽死を依頼する
夫婦の強い願いを受け入れ、主人公に薬物に
安楽死を依頼する院長
主人公は最初は断るものの、院長の依頼を最後
は聞き入れ、その死を看取る
ところが一部始終を偶然友人に見られており、
それから友人は子供欲しさに、主人公に院長と
の子作りを強要するようになる・・・
★★★☆☆
星3つ
戦争が産んだたくさんの被害者の、内面を
可能な限り抉り出した作品です
正義の名のもとに戦場を戦い抜き、精神を
病んで帰還する者
四肢を失って英雄扱いされる者
混沌とする病院で働く人々
主人公も友人も院長も、それぞれが戦争に
よって心に深い傷を負い、逃げられない現実
と向き合い、そしてさらに傷を負ってしまう、
ある意味救われない映画となっています
人間から全てを奪う戦争を、出演者を通して
冷たく、悲しく表現した秀作だと思います
少々過激な映像が含まれますので、ご覧に
なる場合は大人だけでお願いします
【読んでくださっている皆さまにお願い
】
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