ある日、船が遭難し
海に投げ出された男は
漂流していた板につかまり一難を得た。
そこへ、別の男が現れ
その小さな板につかまろうとした。
板は小さいので、
ダイの大人が二人もつかまれば
確実に沈む。
そこで最初に板をつかんだ男は
あとから来た男を海に放り、
男は助かった。
男は裁判で殺人を問われたが、
判決は「無罪」
めでたし、めでたし…というお話。
別の話をしよう。
ある日、船が遭難し
10人乗りの救命いかだに
10人が乗り込んだ。
そこへ、海に投げ出された男が一人。
この救命いかだは11人乗ると、確実に沈む。
さぁ、どうしよう。
男を見捨てるか?
みんなで沈むか?
ある著名人はこう答えた。
「全員、服を脱げば一人分の重量が稼げる。」
これが大学入試問題の正解となった。
しかし、これはワナである。
服を脱ごうが着ようが、
この救命いかだは10人より多く乗ると
沈むシステムになっていたのだ!
全員死亡…
もしくは真冬の寒さでスッポンポン。
寒さに負けて全員死亡…
カルネアデスの板。
考えれば考えるほどおもしろい。
そして私は、こんな状況でも
生き残る自信がある。